苦楽をともにするミスドオーナーの物語 | てるさんのしあわせイノベーション

苦楽をともにするミスドオーナーの物語

てるさんです。


ぼくは「これは永久保存」と思った広告やチラシをファイリングしています。


中でも、1996年2月22日のミスタードーナツの日経流通新聞の見開き広告は、今でもよく見ています。




コーズマーケターてるさんの公私合一日記-SH3E08690001.jpg



これ、ミスタードーナツが25周年記念で出したのですが、すごくいい広告だと思います。


日経流通新聞という業界紙を使って、フランチャイズ加入オーナーへの感謝と物件をもった人へこれからミスドのフランチャイズ加入を狙ったものです。



全国928店のミスタードーナツ・オーナーさんたちに質問した

「ミスタードーナツ25年の、忘れられない出来事」です。



とあり、キャッチコピーは大島ショップオーナーの出来事です。



サービストレイの上に置き忘れられた

総入れ歯が笑っていた。



他にもオーナーのさまざまな思い出が実名・写真入りで載せられています。




コーズマーケターてるさんの公私合一日記-SH3E08700001.jpg




オープン前の夜間通行量調査では犬1匹と自転車2台!

こんな状況で24時間営業なんて…

ところが実際は、道路工事の人やタクシーの運転手さん、

深夜のお仕事の人たちで賑わい、

ホッとひと安心しました。


---伏見ショップオーナー



トイレに入ったら

「ベビーベッドに赤ちゃん」が!

ビックリしてお客さまが警察に届けて、と大騒ぎ。

結局はお母さんが赤ちゃんを忘れて

コーヒーを飲んでいらしたのでした。

(ヨカッタ、ヨカッタ)


---苫小牧駅前ショップオーナー



お客さまのひとりから「今日お店で働いていたアルバイトさんを、

是非うちの息子の嫁にいただきたいのですが」という電話が。

びっくりしながらも、それだけ素晴らしい女性が

私のお店にいるのだなあと見直しました。

しばらくしてそのアルバイトさんはお店を辞め、

お客様も来なくなりました。

もしかしたら本当に結婚したのではないかしら…。


---香椎ショップオーナー



何も言わずに帰られて二度と来ないお客さまより、

厳しく叱ってくださるお客さまが、

どんなにありがたいかを

いつも自分に諭すように、

お店の皆さんにもよく話をしています。


---福島ショップオーナー



昭和25年、ダスキン創始者・故鈴木清一会長との出会い。

この日を境に、さまざまな人たちとの出会いが実を結び、

ミスタードーナツのパッケージなどで

当時からなんら変わる事なく、

現在もお付き合いさせていただいています。


---杉戸ショップオーナー



「ドーナツに針が入ってた」とのクレーム。

丁重にお詫びをしても聞き入れてもらえない。

しぶしぶ許していただき、そのまま帰る訳にもいかず

すこしの間、世間話をしていたところ、

お客さま自身の入れ歯の留め金とわかり

一件落着しました。(いろんなことがあるものです)


---奈良東ショップオーナー



ある日、欧米人かと思われるお客さまたちに全席占拠され、

しどろもどろでなんとか対応。

帰られて今度は日本人の団体さんが。

ホッとしたのもつかの間、実は中国のかたたちで、

英語も通じず、四苦八苦どころか死ぬ思いでした、ホント。


---桑名ショップオーナー



ドーナツ研修の最後の日。故鈴木会長が

「損の道を行くのは、争いのない楽な道なんですよ」と

言われたことに、たいへん感銘を受けました。

競争のないところに店を出すという、

原理原則を極めた哲学だと思っていました。


---西大寺ショップオーナー



フライヤー(ドーナツを揚げる専用機器)を掃除していたら

キッチンが湯気でいっぱいになり、

お店のお客さまから

「火事だ、火事だ」と大騒ぎになってしまいました。


---豊橋駅前ショップオーナー



ふう、続きはまた今度にします。


フランチャイザーの「儲かります」の一方的な売り込みではなくて、フランチャイジーそれぞれのお店の物語を載せることで、ミスタードーナツをやって苦楽をともにする喜びをさりげなく訴えかけてますよね。