コーズマーケティング=社会的存在価値創造マーケティング
ある食品関係マーケターのなげきである。
- 消費者ニーズをリサーチし、ヒット商品を開発したのに、大手某量販店にPBを出されシェアを奪われた。
- 「どうせ模倣されるなら」と研究開発費が削減され、新商品が出せなくなった。
- 新商品が出せないので、既存商品の低価格化以外に打つ手がない。
- 割引プロモーションが恒常化し、長期的に利益が圧迫されている。
この話をセミナーや商談ですると、「それは当社の話ではないですか」とよく言われるので、もはや当たり前のことなのだろう。
何を買っても一定の機能や・品質が保証される現在、商品やサービスで独自優位を創造するのが困難な時代になった。仮に独自優位を創造しても、それを長期的に維持することは困難である。
となると、
「何も買わない」という選択肢すらある中で、なぜ他社ではなく自社で買わなければならないのか。
お客さまが自社を選ぶ理由は何なのか。
顧客ニーズから市場を細分化する従来型のマーケティングはもはや限界があるのではないか。
これからは理念や哲学といった企業コーズから共感を得て、市場を集約していくマーケティングが求められているのではないだろうか。
