グラニュレーションとパールのジュエリー | CAURSES AU ANTIQUES

9/3(金)22時~、NHK教育テレビで放送された「美の壷」という番組、ご覧になりましたか?




草刈正雄さんをナビゲーターに、毎回‘美’にまつわる何かに注目して取り上げている番組で、3日のはアンティークジュエリー、特にイギリスのヴィクトリアンジュエリーについての放送でした。




その中で、製法について書かれた文書や後継者が失われ技法がわからなくなってしまっていた‘グラニュレーション’…日本では粒金(りゅうきん)と呼ぶ方法で装飾されたジュエリーと、その技法を独自に研究して現代によみがえらせた手塚巌さん、というジュエリー作家さんが紹介されていました。




番組を観ながら、たしかグラニュレーションのジュエリーはウチ(の職場の商品)にもあったよねと思い出したので、ご紹介しますね。






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ペンダントトップ \147,000


15金・天然真珠・ハーフ真珠(球形の真珠を半分にカットしたもの) 使用。




実ははこのペンダントトップの大きさは約2センチなんです。






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その小さな、親指の先ほどの面積のなかに技術の粋がギュウッと。






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上の画像の葉っぱの葉脈部分や花弁の根元・先などに幾つも並んだ細かい金の粒、ご覧になれますか?


それがグラニュレーション、です。




ミクロン単位の微小な金の粒を載せて熱で固定してあるのだけど、高温すぎては溶けてダメになってしまう。


その温度感覚や何もかも、とても高い技術や勘を必要とするそうで。




番組で現代によみがえった技法を見ることができ、その繊細さにあらためて深く感動・感心してしまいました。




再放送がまだ何回かあるので、もし良かったらご覧になってみてくださいね。



NHKのサイトのリンクはこちら→ 



再放送の時間帯です。



9/6 0:15~   教育TV


9/7 15:25~  BS2


9/11 5:15~  総合TV


9/11 7:00~  BS-hi




グラニュレーションのこと以外にも、言外にメッセージを伝える‘センチメンタルジュエリー’の事も興味深かったです。



例えば…



薔薇をかたどったアクセサリーは愛情



鈴蘭をかたどったアクセサリーは友情



自らの尻尾をくわえた蛇は永遠、を表すそうでそれにハートがプラスされたら永遠の愛を表すそうですよ



100年以上の時を経たジュエリーをより輝かせているのは煌めく宝石や卓越した技術だけではなく、そういったメッセージ性も一役かっているかもしれないですね。




※‘アンティーク’と呼べるのは作られて100年を超えた物。
100年に満たない物は‘ヴィンテージ’と呼ばれます。