こんにちは、ツバキです

 

今回はベアルート株の

コミフォラの発根方法

について書いていきます

 

あらかじめ書いておきますが、私自身はベアルート株の発根の経験はそれほどありません

これから書く内容は、ほぼ書物などから読みかじった内容になります

 

しかしながら、コミフォラやブルセラなどを中心にウン十年研究している、とある植物学者様の方法なので、あながち間違ってもいないはずです

もし私の日本語訳のミスから間違ったことをお伝えすることになったら、それは申し訳ありません

 

また、原文や直訳したものをそのままここに書くのは著作権法的に危なそうなので、

ある程度はぼやかして書きます

 

 

 

①ベアルート株の状態チェック

・樹皮にシワがないか

あったらアウトではないが、ない方がよりベター

・樹皮を引っ掻いて、色を見る

明るい緑色、青色、灰緑色・・・オッケー

茶色、黒色・・・アウト、その部分は死んでます

②植え付け準備

・根の部分

細根はあっても干からびていると思います

そこはすでに死んだ細胞なので残しても意味はありません

消毒し、切れ味の良いハサミなどで生きている組織に当たるまで少しずつ切っていきます

生きている根は水気があってクリーム色をしています

・樹皮にシワがあった場合

水に漬けておきます

細胞組織が生きていれば、水を吸ってシワが消えます

シワが消えない場合、その株はほぼアウト

・根の切り口の処理

まず切り口を乾燥させる

切り口に発根促進剤(ホルモン剤)をたっぷり塗る

この方はRoot Gelなるものを使っているそうです

③植え付けてから

・用土と水やり

通常のコーデックス用土でオッケー

最初の一回は用土を湿らせる程度に水やり

それ以降は一日置きにたっぷりと、葉を出し始めるまで繰り返す

・環境

高温多湿にする

温度は25〜33℃くらい、湿度は40%以上

 

 

こんな感じです

参考になれば

 

 

最近はフリマアプリやネットオークションにおいても多くのベアルート株を見かけます

中には非常に枝振りもよく、立派な株もあります

 

しかし、気をつけて欲しいことは

そのかっこいい株の枝はほとんど枯れ落ちてしまう可能性が高い

と言うことです

 

ベアルート株を発根させたいのであれば

見るべきは枝ではなく、幹の状態です

 

また、日本に到着してすぐであることをアピールしている出品者をよく見かけますが

大切な情報はそんなことではありません

現地でいつ掘り起こしたのかが重要です

 

現地で掘り起こしてから数週間〜数ヶ月放置した株を日本に送ってくることも珍しくはありません

私はそんな株は危なくて買いたくないです

 

そんな大切なことを書いていない、または書けないということは・・・

と、私はどうしても穿った見方をしてしまいます