日本から持参していたカロナールで
何とか持ちこたえる
タクシーで移動できるくらいまで
回復したので
あてはないが
ゲストハウスに戻る
部屋数も多いジャイプールでは
人気のゲストハウスで
オーナーは常に
忙しそうに走り回っているのが印象的
事情を説明して
どこか横になれるスペースは
ないかとオーナーに尋ねるが
今日は大晦日
やはり空き部屋はないらしい
キッチンの椅子でよければ、と
藁にもすがる思いなので
この部屋をお借りすることにして
その間充電もさせていただく
寝ている間は近くの商店にて
電車内用の水分や
非常食としてのビスケットなどを調達
強面のおじちゃんだったけど
ビスケットを探しているのに
気づくと全種類を並べて
見せてくれたり
親切で丁寧だったな
値段も1つ聞いて
ぼったくろうとしてこないのが
分かったので
ついつい追加で買い過ぎる
インドに日本のコンビニができて
そこにビールも置いてくれたら…
と、願ってやまながいが
こういう出会いも無くなってしまうんだな
表裏一体ってやつか
オーナーの奥さまかな
息子の心配をして声かけてくれた
ジャイプール駅には
ウェイティングルームなるものがある
そして
チケットの等級ごとに部屋が分かれているので
いい等級のチケットなら
その部屋も悪くはない、とのこと
息子が目を覚ましたタイミングで
タクシーで駅へ向かう
お昼に比べたら良くなってる気がする
ウェイティングルームの入り口ごとに係員
チケットを見せると
かなり念入りにチェック
計算済みなのか！？
横になっては寝れない造りのシートばかり
楽なポジショニングを見つけて
再び眠りに入る
駅ではあるが
ここは安全地帯だと判断して
子供を置いたまま夕飯を買いに外にでる
駅前には食堂があるはず
これはきっと世界共通
適当なお店で
食べやすそうなサモサと
フライドライスをテイクアウト
延々と見れる系の作業
ウェイティングルームで娘と食べながら
電光掲示板で
電車の時刻に変更がないかどうかと
ホーム番号の確認を何度も
30分前になっても
遅延の表記はないのでホームに向かう
ここの売店では
現地の人と同じ価格で水が買えた
外国人料金を
納得して払ってるんだけど
この扱いは素直に嬉しいー
息子も座って
起きていられるくらいに復活
しかし求められる記念写真で
笑う余力まではない…
真顔
出発予定時刻を迎えてから
ようやく
遅延のアナウンスが流れる
もっと早くに分かってたでしょうに
新しい出発時間は10分後だが
このタイミングで
まさか娘がトイレを訴える
トイレがどこかは分からないし
インドはホームが長いんだよ
体調不良の息子を一人おいて
ウェイティングルーム内のトイレまで
ダッシュで戻る
制限時間は10分
何でもかんでも適当なのに
入口でいちいちチケットの確認(笑)
トイレ前の椅子の
肘置きがここまで長い意味はなーに？
今そこにきた電車がそうじゃないかと
戻りもダッシュで
しかし電光掲示板には
さらに10分後の表示あり
小刻みやめてー
なぜホームのない側に降りますか
息子が何か食べたいとのことで
キオスクみたいなお店でホットフードを
まるでホームレスの
酷な寝床状況だったけど
食欲湧くまで元気になってる！
最終的には1時間半遅れて
電車がやってきた
息子は自分のバックパックが
背負えるまで回復してる
ちなみに今日のここまでの移動は
娘は自分のスーツケースと
自分のリュックで手一杯なので
私が自分と息子の
バックパック2個を前後で背負い
息子が私と息子の小さいリュックを
前後で背負って何とか歩きました
40歳の足腰、まだまだいけると証明
子供たちの
回復の速さに感心しつつも
次は私が倒れてしまわないように、
気を引き締めました
今回の電車は汚い！！
普通にベッドを虫が歩いてる
しかし無事？に
次の町に移動できることに感謝です
良いお年を
2023/12/31
