日の暮れる
18時頃から始まると聞いていたので
17時半に向かったが
すでにこの混雑
世界一人口の多いインドの
ホリデーシーズンの観光地とは
こういうことらしい
ちなみに暗くて見えにくいが
海上のボートの上にも観覧客でいっぱいだし
そのボートも層になるように
海に沢山浮いている
礼拝僧が動き出した
一度集結して
ドラと太鼓の音が響き
蠟燭の火を捧げて踊る
聖地でプージャーを見る
ヒンドゥー教徒にとっては
まさに夢のような時間だろう
会場の一体感がすごい、と同時に
アウェー感も凄まじい
信者も外国人も入り混じる
混沌のインドを象徴する空間
であったのは間違いない
入る隙が
どこにあるにか分からないが
まだまだ人は押し寄せる
花火祭りの圧死事故や
梨泰院のハロウィンの事が頭をよぎる
子どもたちと相談して
最後までいるのは諦めて階段を登る
息子に人をかき分けてもらい
その次に娘
最後に私が見守りながら上がる
息子が登りきってほっとしたのだが、
娘が下りてくる波にのまれそうとなる
小学生の身長では
視界がほぼない状態
バランスを取れる自信はないが
私が抱きかかえるしかないと思った時に
大きな声と同時に
人と人の隙間から手が伸びて
娘の腕を引っ張って上げてくれた
あのまま娘が後ろに倒れてたと思うと
ぞっとする
その方もお母さんだからこそ
娘の存在に気付いて
手を出してくれたのだと思う
本当にありがとうございました。
夕飯は
宿のから揚げ定食を2個
オーダーしているので
つまみ程度に
チョコバナナドーサと
インド春巻き×2
商店でスナックを購入して
宿で他のメンバーと合流
さっきの
恐怖の話が笑い話に変わって
お酒を交わしながら夕飯
夏の旅、カンボジアでの日本人宿では
共用スペースに居たがらず
部屋にこもった息子
ここでは同じ時間を共有している
繊細な彼にとっては
すごい成長である
2023年のクリスマスイブ
最高の一日