生卵の罠。 | 愚痴

生卵の罠。

ほろにっ。

私はですね、生卵…というかTKGが大好きであります。
安くて栄養たっぷりな鶏卵は比較的頻繁に食べております。
食べるときは大半が生なんですね。
そんな私にほんのちょっぴり悲しいお知らせ。




「YO!生で俺様を食うなんざ百万年早え!
お前みてぇなヒヨっこに俺様の力を与えるのは勿体ねぇ!
半分でも有り難く思え!
そんな俺様はヒヨっこにすらなってねぇ!
オゥケーィ?」

何かよく分からねぇ事言うもんで、とりあえず調べてみました。
鶏卵のたんぱく質の吸収率は、生で約「5割」、加熱調理で約「9割」
この差は「・・・すごく・・・大きいです…。」

大きいのはわかったからさ、
まずはビタミンHともB7ともコエンザイムRとも呼ばれる「ビオチン」って素敵な栄養素の事を話そう。
「美おちん…」ね。
卵黄、レバー、魚等に多く含まれており、
たんぱく質の代謝を助け、皮膚、髪、爪、粘膜等を元気にしてくれるとってもとっても重要な子です。

そんでもって卵(生卵白)には「アビジン」ってものが含まれているんですが、
「あ、美人」ね。
このアビジンはビオチンと「果てしなく強力に」結合し、腸内のビオチンを根こそぎトイレまで持っていきます。
細かい説明は置いておいてビオチンの吸収を阻害する天敵ですね。

あ、美人に私の大切な美おちん…を奪われていく悲しい物語。

そしてアビジンは熱に弱いので加熱調理する事で結合力を失っていきます。
卵の白身が固まるのと大体同じ80℃くらいでノックアウトできます。
これで卵からばっちり栄養とれるわけだね。オゥケーィ?

そんなわけでー(時にはやさしくー)
そんなわけでー(時にはきびしくー)
TKGいただきまーす!!(一同)

…やっぱ生っしょ。

わいー。