なんで双子だったのか。
どうして我が家に双子??
とりあえず、まずは過去を振り返ってみるにゃ…真顔
不快な表現などあったらごめんなさい。




〜〜〜ここまでの道のり〜〜〜



2011年1月、長女出産。
当時、子どもは1人で十分!なんて思っていたが、2、3年すると気持ちに変化が。
2人目欲しいなぁ…
周りの友人やママさんたちの2人目ラッシュに、兄弟がいるのもいいかね〜。なんて思いだす。
そんな感じでここ数年ゆるい妊活をしてきたわけだが、2人目はいつまで経っても出来ず。
そして2016年12月、夫も私ももう若くない。あと一年頑張ってみて、それでも子どもができなかったら諦めるべし!内心、絶対決めたる!と意気込んでいたが。
そう決意した私は自分で出来ることはとにかくやろうと、サボり気味だった基礎体温を再開。
その頃テレビのCMで排卵検査薬というものを知り、早速入手いたす。
2017年3月、初めて基礎体温と排卵検査薬でタイミングを図るも、あえなく失敗。笑い泣き
翌4月、今度こそはと再度トライ。見事妊娠にこぎつけたのであった。。。ポーン




〜〜〜おわり〜〜〜
いや、おわらんし。真顔



今回はいよいよ双子発覚までを振り返ってみるにゃ。まーた長いのよね…これが。無駄話が多いのかしら。
時は戻って2017年4月の20日過ぎくらい?適当。


病院には5月のGW明けに予約を入れていたわし。
楽しみやなぁ。ぐへへへは。酔っ払い
喜びが隠せません。
夫のたぬきには陽性が出た時点で


デタ━━゜(∀)゜━━!!



出たぞ出たぞ!この線をみよ!ニヒヒと早速報告。
その時のたぬきは、良かったな、くらいのテンションで。そんなに大喜びするでもなく。
だが、名前をどうするかと張り切っていたあたり、内心喜んでいたのであろうか?ニヒヒ素直じゃないわね!

個人的には女の子姉妹に憧れていたので(自分は弟だったので)、出来れば女の子が欲しいなぁというのがわしの希望。コレばっかりはねぇ、どうしようもないからねぇ。
しかし、たぬきはここでまた女が増えようもんなら、さらに自分の居場所がなくなる!女はわしとこだぬき1人で手一杯!次はやっぱり男の子やろ!とかなり男の子に期待。
ふむ、確かに、男の子も可愛いし、女親はみんな男の子のこと可愛い可愛いって言うからな〜…なんてこともあり、自分が弟いるからってのもあるからか、なんだか次は男の子の予感がしていた。
昔猫を飼っていたのですが、オスとメスいたけど、何故だかオスがとっても可愛くて贔屓してたな…。なんというか、やんちゃで自由気ままなんだけど、優しいあんぽんたんだった…。隣に住んでた5歳くらいのやんちゃ坊主に逆さまに抱っこされても、『にゃー…』と切なく泣くだけで、とにかく頑張ってひたすら堪えるイイコちゃんだったのよ〜。( ノД`)エラい!あんたエラかったよ!

友だちの子どもとか見てると、女の子も可愛いっちゃ可愛いけど、男の子は母性本能をくすぐるというかなんというか。なんか無邪気というかお馬鹿っぽいというか…可愛い…。
女の子はお洋服とかいろいろわがまま言うし←もろこだぬきのことやん。おませだからな〜…
でも大きくなったとき男の子はどう接したらいいか不安!思春期とかうるせぇババァ!とか言われたらどないしょ!とか、いろいろ不安もあったり。


そんなこんなでこの数日、男の子だったらどんな風に育てるんだろー?とか、久しぶりの妊娠だからこの時期ってどんなだったかなー?なんて思いながら、不安もありつつ念願の2人目にワクワクしながら過ごしていた。

そんなある日のこと。

かねてより長女が、
なんでこだぬき(長女のこと)には兄弟いないのよ〜ショボーンと言っており、どうやら幼心に周りの友人や町歩く子どもが、仲良く兄弟と遊んでる姿を見て、なんで自分にはいないんだと疑問に思って聞いてくることが度々あった。

私<こだぬきにはメルちゃん、いるやろ。
娘<メルちゃん違う!メルちゃんは人形!プンプン
私<Sちゃん(こだぬきのいとこ)いるやん。
娘<Sちゃん違う!そうじゃないのー!うー!
私<ママもな、赤ちゃん欲しいねん。でもな、赤ちゃんいるとな、ディズニーに行かれんのじゃ。
娘<じゃ、赤ちゃんいらない。←おい!その程度か!

そんな感じであしらってきたが、とうとう念願の弟か妹が出来たかもしれん!
うーん、早く言いたい!こだぬきに妊娠あるある言いたい!酔っ払いうへはは
それまではボヨンボヨンのお腹見せて、赤ちゃんいるかもしれんぞーとか冗談言ってたけど、お腹に向かってあかちゃーん!と話しかけてる娘の姿見て、可愛くもあり罪悪感を覚えたもんや。そのうち、えーいないでしょ。と冷たくあしらわれたが…

だか、しかし!
今回は嘘ではない!
このボヨヨンの見苦しい腹ではあるが、一応尊い命が宿っている!
娘の反応が気になるぅ〜酔っ払いぐへへは

浮かれる気持ちとは裏腹に、もしかしたら流産とかになるかもしれない。そうしたらぬか喜びさせてしまう。自分もツラい…。その上子どもは黙っていられない生き物…。こんなまだ早い段階で教えてしまうと親とか友だちとかに言ってしまいそうだ…。ここはやはりこらえるべきでは…。
そんな心配もあり、言うことを躊躇われたのだが、もうこらえることができず。

ある時、何の気なしに聞いてみた。

私<こだぬきよ、母のお腹には赤ちゃんがいるかもしれんぞ…。

娘<え?ホント?びっくり

夫<こだぬき、お姉ちゃんになるな!

娘<ホントに?わぁ〜赤ちゃ〜んラブ

私<ほら、赤ちゃんの声聞こえるか?(お腹に耳を当てる)

娘<は~。赤ちゃ〜ん!…グーグー言ってる!今寝んねしてるみたいだね!

私<赤ちゃん今、寝んねしてるんか〜(グーグーて…腹の音か…)


そんな会話の中、夫と妹か弟かと話をしていると…


娘<ママ、お腹の赤ちゃんね、女の子だよ〜照れ

私<女の子かぁ〜(ママは男の子の予感がしてならないが…)ママも女の子だといいなぁー

娘<うん、1人はね、女の子。もう1人はわかんないけど、1人は女の子だよ〜照れ

私<女の子か〜。たぬちゃん、残念だったな、女の子だと!

夫<いや、男だ。名前は昌幸か繁幸か…←絶対そんな名前にしないし。


この時はあまり気にもとめていなかった会話。
ふと、なんで1人は女の子とかっていうんだ?まるで2人以上いるみたいな言い方すんな〜と思ったが、子どもだから妊娠の仕組みがわかってないんだろうとスルー。
それよりも男か女かで夫とヒートアップしていた。

ただ、この時以来、なんだかお腹の子に違和感を感じ始める。
まさか…ひとりじゃない?
いやいや、まさかねぇ?ニヤニヤ

それまで頭の中に双子なんていうワードすらなく、我が家に双子、私が双子を産む、そんなことこれっぽっちも考えた事なかったのに。
双子か。双子ってどんな感じなんだろう?
あれ?なんだか双子のいる未来が見えてきた。
そんな馬鹿な。双子の確率!数パーセントですっけ?ありえん!
そう思いながらも、頭の片隅で双子だったらいっきに5人家族か…。洗濯物が毎日大変だ…。外食とかもう出来ないな…。とかふと考えてる自分がいるのであった。


夫に会話の流れで、双子とかどうよ?と何気なく聞いてみたら、
こだぬきが3匹とか手に負えん!もうオレは死ぬしかない。お前達4人で頑張ってくれ。保険金はかけてある。
とか言うから、だよな、うちに双子なんてそんなの無理だよな…。てか双子なんてそんなありえんし!と言い聞かせていたのだが。


2017年4月の終わり頃だった。

朝からなんだかお腹がキリキリと痛い。
こだぬきの時は腹痛などはなく、後期に切迫早産になってしまった以外は至って順調な妊娠経過を辿っていた。
そのため、初期の腹痛にビビるわし。
もしかして、これが流産の兆候?
妊娠サイトでは、初期の流産はどうしようもないこと。なすすべがないことが書かれてあり、医者に行ったところで経過を見るしかない。母体に出来ることは何もないとあった。
無事に着床した受精卵が、そこからさらに育つ確率は7割位と書いてあり、およそ3割が初期流産となるらしい。
喜んでいたのも束の間。その3割にこの子はいるのかな?なんだか不安が過ぎる。

腹痛が3日ほど続いたある日の夜、トイレに行くとわずかにおりものがピンク色に。

マジか!滝汗

ビビるわし。
流産とか覚悟した方がいいんだろうか…
ネットで『妊娠初期 腹痛 出血』で検索すると、流産以外に気になるワードが。

子宮外妊娠

え?マジ?まさか?
子宮外妊娠とは受精卵が本来着床すべきでないところで着床してしまうことを子宮外妊娠と言うらしく、主に卵管などで起こるらしい。そのため、そのまま育ってしまうと卵管破裂などを引き起こし、最悪死に至る場合も…。

怖い…。
流産も嫌だけど、子宮外妊娠とかもかなり怖い。
どっちなんだ。
いや、ただの腹痛かもしれんし。
きっと、ただの腹痛だ…

そう思いながら、次の日。
やはりその日の朝も少量の出血。
あら?心なしか増えている…?チーンガクガク
とりあえず憂鬱な気分のまま出社。
下痢とは違う腹の痛さに襲われる中、もう頭は流産と子宮外妊娠のことで頭がいっぱい。
流産だったら仕方ない。でも子宮外妊娠だったらかなりヤバい。予約した日までまだ10日もある。その間に破裂とかしたらどうなるん?わし、死ぬん?チーン

悠長に仕事してて大丈夫なんか?と不安になる自分と、大袈裟な!大丈夫や!と前向きな自分との板挟み。
頭の中グルグルしながら、お昼ご飯を食べ仕事に戻ったのだが、やはり腹の痛みは治まらない。それになんだか気分が悪い。
病は気から…?なんて思いながらトイレへ。
ふと、おしもを拭いたティッシュを見るとドロっと鮮血が!

え…ウソやろ?滝汗ひぇぇぇぁ

なんと、出血が増えているではないか!
そして鮮血だ!
鮮血は良くないと書いてあった。そして増えるのも良くない。
どないしょ?医者にはあと10日もある。様子見る?大丈夫なん?様子見でええん??←プチパニック

1人、トイレで悶々と考え、辿り着いた答えは

気になるくらいなら医者にいこう。問題なければ取り越し苦労。問題あったらどげんかせんと!てなるだけや!


ということで、上司に正直に話し医者に行かせてもらうのであった。



さて、不安な気持ちの中、1人目を生んだクリニックにやってきたわし。

あ、懐かしいな。こだぬきを妊娠した時、ここに来てたんだよな。あの時のこと思い出すなぁ…←いや、でも最近カンジダ膣炎になって来てましたよね?笑い泣き

周りには妊婦さんがチラホラ。
私もこの人達みたいになれるのかな?
それとも、切ない気持ちでここを出ることになるんだろうか?
もしそうだったら、明日、上司にはなんて報告しよう。相手も気まづいだろうなぁ…


いろんなことを考えながら待っていると、とうとうわしの番がやってくる。
先生に出血したんだって?と聞かれ、大量では無いですが、と答えると、
尿検査ではね、妊娠反応出てたけどね。とりあえず内診してみないとね。
そう言われ、内診台へと移動する。
うひょー久しぶりの内診…。緊張や〜←でも数ヶ月前にガンジダ膣炎で…というのは置いといて。

どれどれ…と先生。
超音波の画像が患者さん用のモニターにも映るので、わしもそのモニターを一緒に見る。

ドキドキ…滝汗

先生<あー、出血は今のところ治まってるみたいだね。…うん、ここに胎嚢あるね、妊娠してますよ。おめでとう。

私<あ、良かったです。良かった。子宮外妊娠じゃなかった…

子宮内に、きちんと胎嚢が移りひと安心するわし。
しかし、先生が、う〜ん…という反応でエコーを見続ける。
その時だった。
自分も胎嚢を見ていて、ん?と気づく。

あれ?!え?
今卵黄囊が2つなかった?!ポーンえ?


そして先生が言う。

先生<妊娠はしてるんだけもね、ただまだ赤ちゃんはいなくてね、この丸いのわかる?赤ちゃんの栄養が詰まってる卵黄囊っていう袋なんだけどね。
それがね、見るとわかると思うんだけど…、石にゃきいもさんねぇ、あなた2つあるんですよ。


や、や、やっぱり!
ですよね。ええ、見ましたとも。
自分でも気づきましたとも!(°д°)


先生<まぁ、初期の双子はよくある事だからね。そんなに気にしないで。←え?!気にしないでいいの?!てか気になるだろうコレは。

先生<あ、初期の頃に出血したりするのはよくあることだから、大量に出血したとか、耐えられないくらいお腹痛いとかじゃなきゃ来なくていいからね。←あ、すみませんでした。こんなくらいで来てしまいまして…滝汗


先生<まぁ妊娠はしてるんだけどね。まだ喜べる時ではないからね。だからといって悲しまなくてもいいんだけどね。←え?何それ?どゆこと?プラマイゼロみたいなこと?!意味わからん。最後の最後に謎めいた一言入れたな、おい!

先生<まぁ〜とりあえず、来週また来てください。

私<あ、…はい。(꒪ω꒪υ)




その後、放心状態で帰りました。

妊娠はしていた。
しかも双子?かもしれないのかな?
経過は順調らしいが…
ただ、喜ぶなと言われた。悲しむなとも。
…どゆこと?(・・)
なんだか煮え切らない。


よくわからない気持ちのまま、その日はそのまま帰宅するのであった。



おわり。




胎嚢と卵黄囊を確認し、まさかの双子展開を迎える石にゃきいも一家だったが…

次回、双子ちゃん、さようなら?