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こんにちは。

システム屋＆自分の羅針盤研究者　まゆみです。

前の記事で、「人間は成長しづつける生き物です」
と書きました。

『自己基盤って何だろう？』自分の強み、自分らしさ、特徴を知って、人生を身軽に！「自分」をうまく動かす講座をご提供プロフィール　メルマガの購読ブログ読者アンケート　個別相談、…

ameblo.jp

今日、それを読んでみると、
これは私の「能力観」が反映されているなぁと
思ったので、

本日は能力観のお話を。
（見出しデザインを使ってみました、
この方が最近の書き方なら見やすいかしら....）

能力観について

「能力をどういうものと捉えるか」
ということですが、

これには文化的な背景も、
個人的な能力観でも色々な議論があります。

よく、「能力観」で、話題に上がるのは、
以下の２つの比較です。

「持って生まれた能力は、成長する、変わり得る」と捉える

「持って生まれた能力は、変わらない」と捉える

皆さんはどちらでしょうか？

これは、文化ではなく、
個人的な範囲での認識、捉え方の比較に
なりますが...

能力は成長すると捉える場合は、
何からの手段があれば、能力は獲得できる
ということになるので、

努力するモチベーションが
生まれやすくなります。

この能力観を持つ人は、
何かうまくいかなかった場合、
再トライや努力をして越えようとします。

能力は持って生まれたもので、
変わらないと捉える場合、

能力はあるものを生かす形になるので、
努力してどうこうするよりは
能力が活かせるところを探すイメージになる
でしょうか。

この能力観を持つ人は、
何かうまくいかなかった場合、
能力が足りないからだと考えるので、
諦めるのが早くなる、という傾向が出るそうです。

なので、
子どもの教育には
「能力は成長する、変化できる」と
捉えるようにした方が良いとすることが
多い気がします。

※この２つの能力観には他にも挙動に差がありますので、
興味のある方はコメント欄や読者フォームに殴り書きしてください.....
もしもいらしたら、これのみで記事を書いてみます。
これだけでも結構な記事が書けると思います

「日本の文化的な、特徴的な能力観」

と言われるのは、次のような能力観です。

持って生まれた能力には個人別にはさほど差はなく、
努力すれば克服できる。
＝能力は皆、平等に持っている。

優秀な人は、どんなことでも、やってみたことがないことでもうまくこなす。
＝能力は潜在的なものも含めて、能力。この抽象的な能力の高い人は何でもこなせる。オールマイティな「能力」がある。

昔から、
成績が悪いのは、努力が足りないからだ、
と言われますよね？

これは、
持って生まれた能力は皆平等で、
努力すれば能力は伸びるものだ、
という能力観を日本人の多くが持つから、

努力が足りないという結論に
なるのです。

人が持って生まれた能力がそもそも平等でなく、
努力でカバーできる差ではない能力差もある。

となると、
根底からこの考え方は崩れます。

その分野で努力を無理にしなくても..とか、

努力のせいではないかも、という

考え方が生まれますよね？

同じように、
勉強ができる＝「優秀な」人は、
他のこともうまくできる能力があるはず、
という風潮を感じてきませんでしたか？

日本では学歴を参考に就職試験などは、
新卒一括採用で、従来、実施されてきましたし、

試験などは序列がつけられるので、
その試験で相対的に序列の高い人は
それが「優秀」である証明だったわけですね。

これは、
特定の分野で証明された能力が高いからといって、
他の分野もそうであるとは言えない、

と考えてしまうと、
やはり成立しないのです。

勉強ができなくても良い。

他のことが１つでも、
自信を持って、できれば良いという、
一芸に秀でれば良いといった考え方も現れます。

「能力観」って、

ただの「能力の捉え方」ではなく、

人の教育や成長、人の変化と
言っても良いですが、

そういうものには、
とても影響があるものなんですね。

自分の個性をどう捉えるか、
自分の伸び代をどう捉えるか、
人間というものをどう捉えるか、

それによって、
人の行動は変わります。

自分の個性を他者がどう捉えるか、
自分の伸び代を他者がどう捉えるか、
人間というものを他者がどう捉えていると感じるか、

それによって、
自分の考え方も行動も影響されます。