いい本だったわ~
在日朝鮮人、中国人、フィリピン人、ブラジル人、ベトナム人
などが入り交じって暮らす街。
やくざの道や風俗の道など
脇道に行く若者が多いなかで
若者達を率いるように
新しい道を歩いて見せたのが
バッドホップ。
不良同士は雰囲気で、
国籍関係なく仲間になれるらしい。
無駄に頭いいのも考えもの。
感覚を頼りに生きるのも
よいもの。
貧困に苦しむ家庭が多い川崎だけど
家が明るいか暗いかで
貧困の捉え方も全然違うみたい
戦後、社会から厳しい待遇を受けて、
周りに周りにと逃げ込んだ先で
作られたのが在日朝鮮人集落。
社会の中心には入っていけないし
のけ者扱いはされるけど
川崎で育っていると
その環境の特異さには気がつきにくい。
やくざの道に進む人が周りにいたり、
若年での出産など。
アメリカのヒップヒップ文化の引用も多くて
向こうではギャングがラップをやるって
苦しみをラップとしてやらなきゃ
やってられないって。
なんにせよ、文化が根付いてる街って
すてきだわ。
最初はスケートボードの話に始まり
途中でラップ、最後にダンス。
川崎という地元に誇りを持っていてて
その土地に住み続ける人も多いみたい。
川崎の多摩川河川敷で起こった中1殺害事件、
簡易宿泊所での火災
この二つの事件を引用しながら
話が進んでいった
川崎の大きな特徴は
コミュニティーの密接さ。
それが、殺人事件に繋がったとも
考えられるよう。
この本の作者は音楽ライターで
音楽を切り口にして、この本は書かれた。
川崎駅前には大型ショッピングモール
ラゾーナが建つが、
すぐ周りにはどや街が集中しているという
ギャップ
イメージ改善は計れても、実際には
まだまだ典型的な川崎の貧困家庭、
挙げ句にぐれる道を進む若者は
減ってきてはいるものの
可視化されにくい形で未だに存在している。
むしろ、以前よりそのような家庭が減っていることで
横の繋がりも減ってきて
ますます当事者のみに負担がかかり、
負担をすべて自らで背負い込まねばならない状況に置かれている。
可視化されない貧困はどうやって解決するか
卒論のテーマになりそうだな