7月2日
イギリスをとうとう出国した。
ぜったい泣くと思ってたので、思い切り泣いた。
職場のみんなからカードとプレゼントもらった時も大泣きした。
そして友だちと彼女の旦那と彼女の子供からのプレゼント、
さらには出発前日の彼女の旦那からの素敵なカードとプレゼント。
もう、帰る事考えてたら、ひとりでいつもウルウルしていたけれど、
これが一気にきてしまって、涙がとまらない。
出発前の日は、ぜんぜん眠れなかった。
考えれば考えるほど、悲しくなってきてしまって、寝付けなかった。
いつも通りの朝だったけれども、
家を出る瞬間も、『ここでいつものように過ごす事はもう一生ないんだろうなぁ』と考えれば考えるほど、涙がでてきてしょうがない。
ただ旅行で遊びに来たのとは全然違う。
ここで生活して来た7ヶ月間、すごい思い出が多過ぎて語れないほど。
だれかに伝えようとしてもできない、自分とGAVIN一家だけの思い出。
彼女とはほぼ毎晩のように、昔の懐かしい話もしたし、くだらないこと話し合ったり、ネットで調べ合ったり、ゲームしたり。
ご飯のことをいろいろ考えるのも楽しかった。
どうやってうまいモンを食うか、いろいろ考えるだけで楽しかった。
いつもおいしい料理を食べる事ができたのは、彼女のおかげ。
たしかに日本食は恋しかったけれど、それよりも工夫してやることのほうが楽しかったかもしれない。
彼女の旦那(ボブ)はいつも明るくって優しくって、そしてなによりも面白い。
ボブらしいっていうのは、ボブに会って接した人じゃないとわからない。
こんなヒト、旦那さんだったら本当に幸せだよ。
そして彼女の子供カイカイ。
もう、かわいいを通り越すんだわ、これが。
だって、普通のよそのコだったら、怒ったりイライラしたりしないでしょう?
でもそれが出て来るんだ。
子供を持った事の無い私だけれど、もはや自分のコのような感じ。
なんかおかしな感じ。
私の名前はちゃんと言えないけれど、私を認識してくれていることがうれしい。
2歳前の記憶なんて、たぶん消えてしまうんだろうなと思えば思うほど、
さみしい。
もう、こんな生活は二度とないんだよな。
でもまた、彼らに会いに行きたいがために、一生懸命働いて,いつも通りの生活に戻れそうだ。
書きたい事は山ほどある。
でもまた泣きそうになるからヤめた。
2 July   Poland Krakowにて

雪の日もありました


桜の時期もありました



働いていた所の素晴らしいガーデン


Margateのビーチ


♪本日のBGM: B'z 『BE THERE』