今回は疼痛関連の話題ではなく、テレビの感想ですので、スルーしていただいて構いません。
おとといのNHKスペシャル「終つい)の住処(すみか)はどこに 老人漂流社会」。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0120/index.html
あまりにもインパクトのありすぎる内容でした。
高齢になり、自分で自由に体を動かせません。
しかし、世話をしてくれる家族がいない。
さらに、
入居できる施設も数年待ちのため
最長1か月で、ショートステイ施設を転々としなければならない人。
若いころは、決して仕事をなまけていたわけではありません。
自営業で懸命に仕事をされてきた方ばかりでした。
しかし、国民年金を満額受給していても民間施設に入居するにはお金が足りません。
年齢を重ねた方たちは、子どもの頃は戦前、戦中、戦後で
苦労されてきたばかりです。私たちとは比べようもない生活だったでしょう。
私にも痛みが強く、身体を動かせないことがありましたが
今はなんとか家事ができるようになりました。
しかし、高齢者では事情はまったくことなってきます。
高齢になって、一人になったとき。最後にどうしたいか。
どこまで自分が生きるかわかりませんが、考えさせられました。
とてもよい番組でしたので、再放送を望みたいです。