皆様、いつもありがとうございます。


趣味の本の紹介ですが、病気とまったく関連ないわけでもありません。


タイトル本の「はじめに」では、

天気とリウマチの痛みの関係性について次のように紹介しています。


1990年代の実験で「天気と痛みは関連性がなく思い込み」という

データがあります。

人は、「天気が特定のパターンをとったとき」の激しい痛みを記憶し、

それ以外のことは忘れているとのこと。


つまり「思い込みがあなたを狂わせる」と一刀両断(苦笑)しています。


副題に「なぜ人は幽霊が見えるのか」とあり、

科学だけでなく、むしろ心理学の視点から

超常現象を具体的な実験結果を交えて解説した1冊です。


著者はイギリスのハートフォード大学の心理学教授、リチャード・ワイズマン氏。

著者は、プロのマジシャンとして活躍してから、イギリスの大学で心理学の博士号を取ったという

異色の経歴をもつ方です。

2012年2月文藝春秋発行。木村博江氏訳。


私は、幽体離脱や予知夢、今は天国にいる家族の幽霊、、などなど、

意外?にも、「超常現象」といわれるものをよく体験しています。


個人的には、こういった経験に対して、「絶対に信じる!」という急進派でもなく、

「ありえん!科学で全部説明できる!」という否定派でもありません。


ただ、私が経験したときには、恐怖心はなく、

むしろなにか不思議で冷静な感覚がありました。

幽霊にあったときは、うれしくもありました。


自分が経験したことを「うっそー」と疑うわけでもなく、

「科学で説明できるのだろうか」という思いもあり、

どちらにも理解を示す側だと思います。


さて、

この本では、脳の「思い込み」が見せる

幽霊(錯覚)や、

念力と超能力(見たいものしか見ない)、占い師の正答率(一般人と変わらない)、

予知夢や予言(睡眠のからくり)などについて、図や写真、トリックの実際を掲載し、

詳しく解説しています。


おもしろいのは、実際に幽霊を見る方法や、隠されたものの場所を当てる方法、

念力でテーブルを動かす方法などが書かれている点です

(テーブルを動かしてみたかったのですが

これをやるには、人数が必要な場合もあり、試せませんでした、ざんねーん)。


長くなったので続きは次へ。