皆様、いつもありがとうございます。
今回は、逆説的タイトル、不眠症の本のご紹介です。
納得して思わず続けて2回も読んでしまいました。
著者は、精神科医の岡田尊司氏。
これまでパーソナリティ障害関連の著書がほとんどでしたが、
ご自身も不眠症を克服されたそうで、
その話も含めて書かれています。
いつも寝るまで2時間以上かかっている私。
中途覚醒も多いです。
毎晩、結構きついです。
それでも、本によると
これ、あんまり深刻な問題ではないみたいです。
本当の不眠症って、もっともっと深刻みたい。
不眠の克服の仕方は、光の調整など、一般的なものではあります。
が、光を感じるのは、
目と目の間の奥だけではないとのことで(東洋医学の眉毛の間のツボに一致)、
皮膚でも光は感じており、体内時計は全身にあるということでした。
光の重要度がよくわかりました。
また、
歴史的には、不眠は病気としてはとらえられていないこと
(歴史上の人物の不眠の話が面白い)、
ノンレム睡眠は、さらに4段階に分かれていること、
慢性疼痛をはじめとする慢性病があると不眠になりやすいこと
なぜ、眠気をガマンすると目が覚めてくるのかということ
などなど、知らないことがたくさんありました。
自分の睡眠リズムを知るために
書き込めるチャートがついているのが役立ちそうです。
慢性疼痛をまずは克服しないと
そう簡単にはいかないようですが、
眠るということにこだわらない、横になっているだけでも
身体にはよい影響を与える、というので、かなり安心しました。
眠る前に読むと、かえって緊張してしまうので、
昼間に読むのがポイントです^-^