タイトル自分で書いてても、やたら難しい印象です・・・。


簡単にいえば、

「ガンじゃない人(=つまり私)が、

オピオイド(アヘン)系の鎮痛剤を使うことについて

データをまとめたもの」ということです。


昨日、オピオイド系のシップ薬が出ている、と知ってから

使用に興味が沸いてきた私。


ちなみに、オピオイド系を使うのは、

痛みが中程度以上であり、

通常の鎮痛剤(抗うつ薬含む)が効かない

場合が対象です。


どんな場合を中程度というかは、結構あいまいみたいです。


いろいろ調べると、オピオイドを必要としないレベルの方でも

処方されていて、

それが問題になっている、というような記事も見ました(引用は省略)。


そこで、昨日も書いたように

気になっているのが長期使用による問題。


これについてなんかデータがないか、ずっと探していました。


すると。


http://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc/18/2/25/_pdf/-char/ja/

日本ペインクリニック学会が上記のような内容の論文を発表しています。

これによると、

アメリカでは、長期にオピオイドを投与する際に

スクリーニングテストやインフォームドコンセント、同意書の提出がある、とあります。

日本でもこのようなことをやっているのでしょうか。


少なくとも、私がリン酸コデインを2週間(期間が短いから対象外なのか?)処方されたときには

何もなかったです。


ちなみに、このスクリーニングテストをやってみました。

ありゃ・・・

嗜癖(中毒)になりやすいにでちゃったよ~~。^^;

このほかのテストもすべて、該当。うーむ。

副作用を乗り越えられたとしても、私の場合、長期には使うとヤバイかも。

確かに、いろいろな誘惑への意志は弱いのが自慢です。


もちろん、この論文だけ見て、自分にはヤバイと

自分自身で痛みを減らす選択肢を減らしてしまうのは

もったいない。


読んでいただいている方のなかにも、びびってしまっている方もいるかもしれません。


そこで。

ちょっと前(2007年)に、同じ日本ペインクリニック学会にて

いろいろな痛みに対して、オピオイドの一種であるトラマドールの効果について

発表されたものがあるとわかりました。

http://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspc/advpub/0/1108080039/_pdf/-char/ja/


これを読むと、腰痛や頚椎痛の方のなかにも

痛みがなくなって、薬もやめた例が出ています。

よく効いているのは、帯状疱疹後の疼痛ですが。


うーん。


私は病気になり、そして年数を重ねるほど、いろいろなことに慎重になってきています。


新しい情報を得ても、

結局は、自分で試してみないと効果はわからない、と頭ではわかっています。


ひょっとして、

効いて痛みがなくなって薬もやめられハッピー♪

になるか、

あるいは、痛みがひいても中毒になってしまうか。


ちょっと頭が固まりすぎているのかな。


なかなかこれという薬にも、

いい医師にも出会えないし。


新しいことへのチャレンジに、臆病になっています。