昨秋、5歳になっていよいよチャイルドシートが狭くなったのんちゃんのためにジュニアシートを購入した。
本当はもっと早くに買い替えようとしていたのに、春先からお店を巡っては相棒と『あーでもない、こーでもない』的な話をしながら結論を先送りしていたのであった。
まぁ要するに比較的安価なジュニアシートで済ませるか、多少値が張ってもISOFIXでガッチリ固定するものにするか色々考えていたのである。
でもそこはやっぱり安全商品ですから、ってことでISOFIXを選択して、品質と価格で納得できるものを選んだ。
チャイルドシートからジュニアシートに交換してみると車内空間はかなり広くなり、ベルランゴの後席(独立3座に分かれている)は余裕のある3名分のスペースが確保されるようになった。
最初はその新鮮な着座環境を喜んでいたのんちゃん。
ところが、しばらくするとシートベルトの当たりを気にするようになってきた。
腹部の締め付けがキツく感じられたようで、不満を口にすることが増えてきた。
そんな中、12月にたまたまのんちゃんと2人で出かけた際、後席にママちゃんの同乗がなかったことでのんちゃんの不満が爆発。
いや、爆発というより眠気もあったことで本当に嫌になったようで、後席から『べるとはずしてもいい?』と聞いてきたのだ。
さすがにそれでは危ないので、この日ついに用意していた秘策に切り替えた。
それはブースターシート。
お尻の下に噛ませるかさ増しのシートである。
実はジュニアシートを探している時にオレンジ色のきれいなブースターシートを見つけて『これはUP!にぴったりだ』と購入していたのである。
何回かUP!で使ったものの、あまり活躍の機会がなかったので「こんなこともあろうかと」ベルランゴに持ち込んでいたのであった。
そのブースターに急遽切り替え。
さらにこの日(確か12月16日)は父娘の2人ドライブだったので、何かと世話をしやすい助手席に座らせてみた。
これがのんちゃんのナビゲーター(助手席)デビューとなったのであった。
↑その日の写真
本当は助手席デビューはもっと大きくなってからと思っていたのに、思いがけなく早まった。
身長的にももうちょっと待った方が良いのだろうけど、シートベルトを装着してみてもすり抜けなどは無さそうでもあったので運転に細心の注意を払うことを自身に強いて踏み切った。
するとのんちゃん、助手席がすこぶる楽しいようで終始ゴキゲンに。
後席と異なる視界、間近に見る運転席と各種スイッチに興味津々なご様子で。
特に操作系の各種スイッチ・デバイス類は整備士体験の際にその手で触れていたこともあって親しみも湧くようであった。
『これなに?』『あれなに?』は一通り聞かれたかな。
この日ドライブを終えての感想は『たのしかったー♪』だった。
この日以来、家族でドライブする際には助手席を指定することが増えた(というより、ほぼ助手席一択)
↑もちろんUP!でも。
隣に座るとずっと喋り続けるので相手をするのも大変だけど、自分もついに我が子を助手席に乗せて走るようになったかーと思うと感慨深い。
自分が子供の頃も父ちゃんの横に座ってドライブするのが楽しかったもんなー。
元日に相棒の実家からの帰路でも、後席でママちゃんが睡魔に負けて撃沈しているなか助手席ののんちゃんはずっと話し続けていて、帰宅後に言われた一言は『ぱぱがねむくならないようにずっとおはなししてたー』だった。
なんとのんちゃん、きちんと『助手』の役割を果たしてくれていたのであった。
そうかー、パパのこと気にしてくれたのかー。
ありがたいな。
ま、たまに助手席で寝ちゃうこともあるんだけどね。
それもまたヨシ。
でも後席のジュニアシートも使ってネ。
(高かったんだから)
『のんちゃんもはやくうんてんしたいなー』なんだそうで。
お父ちゃんも『はやくのせてもらいたいなー』だよ。
これからも安全運転でいきましょー。