寂れた商店街にある間口の狭い小さなお店で、入口脇にはガラス張りのショーケースがあり、その中に蝋でできた(色あせた)食品サンプルが並ぶ。
入り口の上半分を覆う赤い暖簾には「味自慢 中華料理」の文字。
その暖簾に隠れる引き戸は磨りガラスになっていて店内は見えない。
パッと見は冴えない飲食店の佇まい(←失礼)
店の前を相棒と初めて通った時には『意外とこういう店が美味かったりするんだろうね』なんて会話をした記憶がある。
その後しばらくして「町中華」なる言葉が流行り始めて、この手の昔ながらの中華料理屋さんが脚光を浴びるようになってきた。
このお店で飲食したことがある相棒のママ友の感想によるとなかなか美味しいお店らしい。
ここに来て俄然興味が増した。
話は変わって、在宅勤務が続く今、毎日のお昼ご飯の支度はなかなか大変。
相棒が毎日工夫して家族のお昼を用意してくれるものの、近所に出前もしくはテイクアウト可能なお店があればバリエーションが増えるのに、、、
と考えた時にこの中華料理屋さんが頭に浮かんだ。
さっそく調べてみると出前可能らしき情報があった。
先週相棒が電話で尋ねてみると「今は出前はやっていない」との返事があり、残念に思っていた。
そして昨日(日曜日)の夕方、家族3人で買い物がてら散歩に出て、帰りにこの中華料理屋さんの前を通った。
何となく店頭に目をやると、ガラス張りショーケースに手書きで「ギョウザ チャーハン 持ち帰りできます」と手書きの紙が貼ってあった。
テイクアウトできるのか!
そう思ったら急に食べたくなって、勢いで暖簾をくぐってしまった。
店内はまさに昭和の飲食店。
友達の家の居間のような座敷と3席程度のテーブル席。
初老のご主人と奥さん(お母さんではないよな。。。)で切り盛りしているようだ。
相棒が『テイクアウトできるんですか?』と尋ねると「10分くらい待ってくれればすぐできますよ」と。
家族3人で店内で調理を待って、炒めたてのチャーハンと焼きたて餃子を持ち帰った。
(ラーメンはいつか食べに来ますね、と予告してしまった)
これが町中華のチャーハンと餃子か!
家庭でも簡単に再現できそうで、実際にやってみると絶対真似できない薄味なのに深みすら感じるあの味。
(↑うまく文字で表せない)
餃子の方はニラがしっかり入った野菜餃子で、こちらも二重丸の美味しさ。
店主さん曰く「汁物以外はテイクアウトできますよ」とのことだったので、次回は中華丼とか天津飯とか回鍋肉とかとか、色々楽しめそう。
食べに行けば早いけど、在宅勤務中のお昼に外食するのは大変だし、テイクアウトならのんちゃんと一緒に楽しめるからね。
(買いに行ってくれるのは相棒ですけど)
相棒が見つけてきたお米屋さんのカレーライス(絶品)と合わせて、ちょっとずつ近所のお店を開拓できて嬉しいお父ちゃんなのであーる。


