父ちゃんの手術 | 道の駅 きゃつこ

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『好きなモノ』『好きなコト』『好きな場所』などなど、思ったことを不定期に。

先月、実家の父ちゃん&母ちゃんを伴い初詣に行った日のこと。

お参り後、ちょっと実家に寄って行こうと実家近所のパーキングにピカソを駐め、みんなで歩き出したところで父ちゃんが「なんだか足が痛い」と。

急に左膝に痛みを感じたようで、立ち止まって足をさすり始めた。

激痛ではないものの、歩行に支障を来すくらいの痛みではあるようだ。

その時は「後から追いかけるから先に行ってくれ」と言われたので、心配ながらも様子を見ていた。

日頃(やり過ぎなほど)社交ダンスのレッスンに興じており、年齢のわりに運動量は豊富だと思うんだけど、反面それが膝の負担になったりしたのでは・・・というのが息子の見立て。

父ちゃんにも原因は思い当たらず、とりあえずその翌日に病院に行くことになった。


で、翌日。
父ちゃんはかつて母ちゃんがお世話になったJリーガーなんかも診ているスポーツ系専門の外科医に行ったらしい。

診断の結果は「半月板の損傷による痛み」だったそうで、手術を勧められたのだという。

些細なことから大ごとになった感じで、ちょっとビックリ。

でも手術自体は簡単なものらしく、それで完治するならむしろやった方がよいだろう。

ただ手術に際しては全身麻酔になるそうで、数日間の入院が必要になるんだという。

うーん、やっぱり大ごとだ。


その後、入院先は埼玉県にある総合病院になり、入院は1月31日、手術は2月1日に決まった。

手術には家族の立会いが必要と言われたものの、病院は最寄駅からバスで数十分という不便なところにあり、電車以外に足のない母ちゃんが向かうのはちょっと大変。

で急遽息子に出動要請があり、手術日は年休を取得して母ちゃんと共に病院へ向かった。

病院は実家から車で数十分。
かなり新しくて清潔な建物だった。

前日から入院している病室の父ちゃんは、検査着に着替えてベッドの上にいた。

手術前は飲食禁止で、水分補給のために点滴をしていた。
さらに手術に際しては化粧(←するわけないけど)や整髪料の類も禁止されているため、髪はボサボサな状況。

なんだか急に病人っぽくなっていて、不謹慎ながら何かのコントを見ているようだった。

手術に立会う家族は手術の2時間前に来てくださいと言われていたけど、いざ行ってみると5分ほど諸注意を一緒に聞く時間があるだけで、それ以外はほとんど待機時間だった。

病室というのは本当にやることがなく、父ちゃん自身基本的には元気なので心配して付き添っている必要もない。

とりあえず父ちゃんの身の回りで不足しているもの(例えば暇つぶしの週刊誌だったり、テレビ用イヤホンの延長コードだったり)を買いに近所のコンビニまで出かけた。

コンビニなんてどこにでもあるだろうと踏んで、病室を出て左手の幹線道路をめざして歩き始めたところどこにも見当たらない。

幹線道路沿いなのに、ない。

探索気分で歩いてみたけど、看板すら出てこない。

歩くこと30分超、2kmほど歩いただろうか。
やっとローソンを見つけて、ペットボトルのお茶や週刊誌などを買うことができた。
※病院を出て右手に歩き出せば5分以内にコンビニを見つけることができた、というオチもあった。


そしてようやく手術の時を迎えた父ちゃん。

予定通り 13時に看護師さんがベッドまで迎えに来て、点滴の器具を携えながら手術室へ向かった。


それから更に2時間弱、母ちゃんと共に談話室で手術が終わるのを待った。

もちろんやることなど何もない。
でも家族は手術が終わるまで手術室のあるエリアを離れることができない。

あまりに退屈なので、父ちゃんのために買ってきた週刊誌(文春と朝日)を隅から隅まで読破してしまった。
おかげで嵐の活動休止理由についてかなり詳しくなった。


『けっこう長引いてるね』なんて話を母ちゃんとしていたら、看護師さんが「◯◯さんのご家族の方ぁ」と呼びかけてきた。

手術は無事に終わり、父ちゃんはまだ麻酔から覚めないものの、執刀医から手術経過について写真を見ながら説明を受けた。

なんらかの理由で左膝の半月板にき裂が入り、ちょっと浮いたようになった部分が歩行時に擦れることで痛みを生じた、大体そんな説明だったと思う。

その浮いた部分を切除したのでもう大丈夫、と。

なので、接合するまで歩けないとかそんなことはなくて、特にリハビリなどせず経過を診て週明けには退院ということになりそう。

まずは一安心。


それから30分ほどして麻酔から覚めた父ちゃんは、一晩だけ経過を見るためにナースセンターの裏手にベッドを移されていた。

術後の父ちゃんはまだ全身に力が入らない様子で、会話はできるものの、声は弱々しく身体を起こすこともできない。

症状自体は大したことないのに、最初から最後までものすごい病気をした人のようになってしまっていて、分かっていても心配になってしまうほど。

父ちゃん曰く「もう手術終わったんだってな。何も覚えてないんだよ。」なんだそう。

全身麻酔ってスゲェ。


回復が早ければ20時頃に食事もできるようになるとのことだったので、またコンビニに向かい(今度は右手に歩いた)おにぎりを買って枕元に置いて帰ってきた。


いやー、長かったな。

結局病院には5時間ちょっといたことになる。

手術って大変なんだなー。
勉強になりましたワ。


父ちゃんが退院したら、のんちゃんを連れて行ってあげよう。