靴を洗う | 道の駅 きゃつこ

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『好きなモノ』『好きなコト』『好きな場所』などなど、思ったことを不定期に。

8月の東京は今日まで18日連続で降雨を記録していて、これは40年ぶりのことらしい。

梅雨明け宣言後のこの状況はやはりおかしいらしく、9月には梅雨明け宣言そのものが見直される可能性もあるんだとか。

この週末も雨が続く予報で、これで20日間連続はほぼ確定。

東京の観測史上最長の連続降雨記録は22日らしいので、このままいけば記録更新かも。


とにかく毎日ジメジメしていて不快なことこの上なく、洗車もままならない週末は個人的にストレスの一因になっている。

こんな状態に、ふと20年くらい前に読んだ椎名誠の「雨がやんだら」という短編小説を思い出した。


細かいことは覚えてないけど、どこかもわからない辺境の地で、ある男が小箱に入った女の子が書いた日記(だったかな?)を見つける。

そこには(何らかの理由で)雨がやまなくなった状況下で、ある一家に起こったことが記されている。

雨がやまないことで日に日に悪化する生活の状況が女の子の書く淡々とした文章で語られており、椎名誠の空想小説らしくなぜそうなったのかは語られないものの、この先も雨がやまないことは読者にもわかる。

そしてある日を最後にこの日記は終わっている。。。

そんな話だった(と思う)。

決して怖い話ではなく、とても切ないエンディングを迎える短編で、久しぶりに思い出したらまた読みたくなった。

今月読めば、日記の内容にかなり感情移入できるだろう。

まぁ、この小説ほどひどい状況ではないにせよ、こんな日々が続くと不安にもなる。


そしてもう一つ、我が家の洗濯担当としては、洗濯物を浴室乾燥に委ねなければいけない状況にも苛立ちを覚えている。

まぁ、良い方に捉えれば、浴室に乾燥機能があるだけまだ救われている。

でも、薄手のものならまだしも、やはりタオルや厚手のものはお日さまの光でカラッと乾かしたい。

もう何日間自分のパンツをお天道様に会わせていないだろう。。。(遠い目)


そんな8月ではあるけれど、今月初めて洗ってみたものがある。

それは「靴」。


2年前に買った白いキャンバススニーカーで、値段の割に履きやすく、白ゆえ何にでも合うので夏には重宝していた。

今年もまだ履けると思っていたのに、7月の「FIAT BIRTHDAY」に参加した時に会場で砂埃の洗礼に遭い、全体が茶色く汚れてしまった。

キャンバス地であるため織り目に細かな砂が入ってしまい、ブラッシングでは埒があかない。


『気に入っていたんだけどナ』と、半ば諦め気味に1ヶ月放置していた。

しかし夏には白いスニーカーを履きたい。

新しいスニーカーを探してみたものの、なかなか納得できるものがなかった。


そして今月。
ちょっと時間に余裕が出来た時に『あのスニーカーを洗ってみようかな』と思い立った。


7月末に川崎フロンターレの試合を観に行って豪雨に遭い、自分も相棒も靴までずぶ濡れになったことは以前のブログにも書いた。

その時相棒は似たようなキャンバスシューズを履いており、翌日にはバケツでジャブジャブ洗っていた。


子供の頃、母ちゃんが上履きを洗ってくれたことは覚えているけど、布製であっても「靴を洗う」という習慣は今まで自分にはなかった。

でも相棒の行動を見て、このまま放置して捨ててしまうなら『試しに洗ってみようじゃないか』という気持ちになった。


バケツにお湯をたたえて洗濯洗剤を溶き、スニーカーを浸けてブラシでゴシゴシ&ジャブジャブと。

生地の目に入った砂埃はなかなかしぶとく、思ったより作業は難航した。

それでも丹念に何度もお湯を変えて頑張ってみたら、いくらか綺麗になった。

洗い方の是非はともかく、中敷まで洗ったことで何だかスッキリした。


その後は天日でカラッと、、、とはいかず、曇りの日に風を当てたり浴室乾燥を使ったり、何とか乾かすことができた。
※この辺りは作戦ミスで、いくら思いつきだったとは言え、天気予報を参考に洗う日を決めるべきだった。


こうして何とか人目に耐えるくらいには蘇ったスニーカー。
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↑先っぽのラバー部分を洗い忘れてた。


なるほどね、靴も洗えるのね、とこの歳になって知った。


これで今夏も延命したスニーカー。

新しいものは来年買おう。