2021年5月25日(火)
厚手の毛布もすっかり乾き
洗濯物を取り込む時は、しあわせ気分
エリさんの乳腺がんの病理結果と今後の治療について、大学病院の先生とじっくりお話しをして来ました。
あたしのことかしら?
簡単にまとめると
【初見】
- 左乳腺最後部に0.8ミリの腫瘤
- 腫瘍細胞の異型性は中等度
- 切除端には腫瘍は認められず、全て取り切られている
- 鼠径リンパ節約50%、腋窩リンパ節の約80%に腫瘍細胞の増殖があった
- グレードIIIの乳腺単純がん、鼠径及び腋窩リンパ節転移
- 猫の乳腺がんは、肺や胸膜に転移する可能性が高い
- 直径3センチ未満の腫瘍の場合の生存率の中央値は21ヶ月(3センチ以上だと1年)
【今後の治療】
化学療法『抗がん剤ドキソルビシン』を3週間毎に投与、マックス5回まで。
先生いわく、
猫の乳腺がんには、抗がん剤はそれほどの効果はないそうで、生存率が延びるかどうかは断言できないのが現状とのこと
しかしながら、
エリちゃんは、腫瘍もリンパ節も切除したものの
ガン細胞はすでに体内に拡散されてしまっている可能性もあり、早期に抗がん剤投与を始めた方がよいかもしれません。
もう、ヨガポーズもヘイちゃらよ
【結論】
とりあえず、抗がん剤1回目を来週投与することにしました。副作用やエリさんの体調を見て、継続するかどうか判断。
それが、先生の意見でもありました。
抗がん剤っていわゆる『毒』ですから、
どのような反応がでるか個体差もあり、
腎臓機能を低下させる場合もあり、
辛い思いはさせたくない。
12歳8ヶ月のエリさんにとっての最善は何か?をよく考えて
様子を見ながら、やりましょうと先生と一致。
エリさんファーストです!
ちと、フレーズが古い‼︎
がんばりや〜
あんた!他猫事やん
ブリ姉ちゃんの悪性リンパ腫の時は、
シクロホスファミド、ビンクリスチン(オンコビン)、プレドニゾロン、ドキソルビシン、ロムスチン、Lアスパラギナーゼなど
治療プロトコールにそって、いろいろ。
ブリ姉ちゃんは嘔吐や下痢もなく副作用はほとんどナシでした。が、、
リンパ腫には抗がん剤の効果は出やすいそうですが、乳腺がんには効果は期待出来ないし、放射線治療の有効性も認められていないようです
何でもかんでも「抗がん剤」と「放射線治療」って、思ってましたが、効くがんは限られているんですね。
動物界のがん治療は基本、外科手術、化学療法。
その他に放射線治療、
免疫療法などの再生医療も進んでいるようですが、一部の高額治療費狙い病院?のうたい文句だけのよな気もしますわ🤷♀️
(わたしはダマされない!藁にもむやみに掴まらない!)
いつもより、かまってもらって
おなかいっぱいだと、よく寝れるのよねぇ!