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猫たちは自分で決める!?

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写真の彼らは、去勢避妊済みの公園猫です。
ふたりとも、お名前がたくさんあるみたいですが
私は右の彼女をピアちゃん、左の彼をニコル君と呼んでいます。

昨年夏の終わり頃に、彼らとご縁ができて
毎朝ごはんを持って行くようになりました。
たいていは、パクパクと全部食べてくれますが、
時々「今日はお腹がいっぱいなのだ!」と言われる日もあります。
深夜と早朝にも、ご飯係の人が居るらしいので、
空腹で死にそう~になることはないと思いますが
私は私で、毎日の日課と決めていそいそと公園に出かけています。

この公園には、私が知っている限りで7~8頭の猫が居ますが
全員去勢避妊され、それぞれにご飯の面倒をみている人がいるらしいので
事実上は地域猫だと思います。
組織だったボランティアさんでなくとも
その地域の人と猫が個々に折り合いをつけて上手くやって行ければ、
それで良いと思うのです。というか、本当はそれが良いですよね!

ですが、
先日猫つながりの情報が欲しいかなあ・・・と思ったことがありました。

雪が降った翌朝、写真のふたりに会えなかったのです。
辺り一面雪景色なので、
今日はさすがにどこかに避難してるのかな・・・と思い、翌日に期待。
次の日から、ニコルとはいつものように会えましたが
ピアとはまた会えませんでした。
彼女はちょっとふっくらさんなので、凍えることはないと思いますが
会えなくなって4日目には、さすがに心配になり
「誰かピアがどこに居るか知りませんか?」
という気持ちになったのでした(泣)。

でも今朝になって、
ピアは何事もなかったように登場してくれたので、ホッとしました。
公園の雪がずいぶん溶けたので、
「んっじゃあ、また朝ご飯もらいに行こっかな~」
というノリで出て来たのかも(笑)。
ガツガツ食べる訳ではないので、会えなかった4日間も
どこかで何かは食べていたのだと思います。
朝ご飯係としては、
この4日間どこに行っていたのは話しなさい!と言いたい所ですが
そんな話しをする気は、さらさらないようです(笑)。

猫って、ホント
ちゃんとした意志を持ったシッカリ者ですよね


猫に意志があると思うのは、たびたびですが
先日も、この秋まで公園猫だったてまりをみてそう思いました。

てまりは、ご縁ができた公園猫の中から、
家に連れて来た女の子です。
彼女は、人間が大好きで、ご飯を食べると
ご機嫌になってゴロゴロ転がったり、
私が帰ろうとするとそのままついてきそうになる猫です。
このまま外で暮らしていると、
危険な目に遭う確率が高そうと思い家猫にしました。
下の写真、の上から三段目に居るのがてまりです。


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先住猫が居る家に入れて果たしてどうなることやらと思いましたが
女の子だったからか、他の猫との大きなバトルもなく
最近では「私は昔からここん家の猫だよ~」という雰囲気です。

でも、最初の一ヵ月は私のベッドの下で暮らしていたし、
先住の男子が近づくと、ふ~っと怒っていたしで、
連れて来て失敗だったかなあ、外の方が幸せだったんだろうなあと
感じることもありました。

しかし!ある日突然、自分から他の猫が居る部屋にやって来て
平気な顔で寛ぎはじめ、以来、ベッドの下には行かなくなりました。
ご飯も,他の猫と一緒です。
まるで狐につままれ気分ですが、
きっとそうすることを、てまりが自分で決めたのだと思います。

猫はある日突然心境の変化が起きるようです

何はともあれ、連れて来てしまった私は肩の荷が下りてホッとしています。

外猫でもてまりのように、人に慣れている猫は結構居ると思います。
また、外で生まれ外で育ち、今現在健康そうにみえる猫は、
体力も免疫力もしっかりしている確率が高いとも思います。
つまり、猫と一緒に住みたい人にとって、
以外と良い相棒になってくれるのが、人を怖がらない外猫ちゃんじゃないかと思います。
伴侶動物のダークホース!?

もちろん、家に入れる時は獣医さんに健康診断をしてもらってからね!