吼えろ!まだらねこ | まだらねこの日常

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塀の上から黙って見てた…猫的観察 ブツブツ遠吠え

おとといまで、イギリスのWoodGreenAnimalCharityのことを書いてきましたが、
実はその間に、練馬区の地域猫相談会に行ってきました。

まだらねこは、こういう集まりに行くのは初めてです。音譜 けっこう楽しみにしていました。


相談会の最初に、ベテランボランティアさんの講演がありました。
開口一番「野良猫にえさをあげるのは当然です」。 おおー、スッキリしましたよ。(笑)


色々な体験談・経験談とお話は続き、おおーすごい。 だんだん、うぅーん・・・・。
もうちょっと小さいスケールならできそうだけど。 まずはとりあえず自分の庭から始めるとか。

でも、地域猫活動が、社会にどういう影響を与えるかについてはよーくわかりました。



そもそも私がその相談会に行こう!と思ったキッカケは、「庭に来る野良猫に避妊手術を受けさせたい」。
ブログにもしつこく書いている、ちーちゃんとプッチをなんとかしたい!ということからです。
実は「まずどうしたらいいのか」「具体的な方法や、助成金」などについて知りたかったのです。


結論から言って、私はどうやらお門違いのところに来てしまったらしい・・・。汗



ここは地域猫そのものについての説明会、ボランティアになりたい人?への説明会だったようで、
私のように、今、目の前の猫!についての具体的アドバイスをもらえる場所ではなかったようです。


あ!文句言ってるんじゃありませんよ! ボランティアさんの大変なお仕事については理解してます。
もちろん尊敬もしています。 西東京のボランティアさんの大変さを見てますからね。
単に、私が筋違いの期待をしていただけのこと。


でも、実際にどうしたらいいの?練馬区はどう援助してくれるの?という質問に、答はでませんでした。

・・・・・というより、答は明確に出てました。 (笑)

ボランティアにならなければ、野良猫助成金はもらえなかったー。叫び

まさか、自発的に庭に来る野良猫に避妊去勢手術を受けさせようという奇特な人間(自分で言うか!)に、
条件がつくとは夢にも思っていなかったんです。


劇甘まだらねこーっ! 人生・・・・じゃなくて、区役所それほど甘くない。 


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そうよ、アンタ、人生なめてるわよッ! 
ここからだしなさいよっ!  by ホワイトプラン



まあ、単に私の個人的な希望に対する結果が失望に終わっただけのこと。
一生懸命、準備してくださったボランティアさんは本当に大変だったと思います。資料もすごかったし。



個別相談会では、親切に話を聞いてくれました・・・・が、
やっぱり、助成金が欲しければボランティアになったらどうですか?ということを繰り返すのみでした。

一年の大半を外国に住んでいて、継続して活動はできないけど、自宅の庭に来る野良猫が気になる。
この3匹のための助成金をもらうためにだけボランティアになれば?とまで言われましたが・・・・それっていいの?

住んでないんだから近所付き合いはないし、誰がえさやってるかだってわからない。
「その地域にも絶対に同じキモチの人がいるから、その人を探して、一緒にボランティアになったらいいですよ!」

熱~く言われましたが、反対に、まだらねこのテンションはダダ下がり~。(笑)


もしボランティアにならず野良猫を心配するならば、1匹平均3万円を自己負担して手術すべきですか?
1匹じゃなくて、うちには3匹来ます。 
彼らは私の飼い猫ではありません・・・。


これが普通の人の感覚だと思うわけです。 (私は助成金との差額は自己負担するつもりでしたが)




練馬区では、自分の住んでいるエリアに登録ボランティアがいるかどうか教えないポリシーだそうです。

んんん? じゃあ、地元登録ボランティアさんって・・・・困ってる地域住民の相談に乗ってくれるわけじゃないんだ。
まだらねこはだんだん混乱してきましたよ~。




最終的に、「わかりました。」というしかありませんでした・・・・。



もう一回繰り返しますが、
私はボランティアさんの活動に文句を言っているのではありません。 ここんとこ、ポイントね。


私が庭に来る野良猫の避妊手術をしよう!と思ったとき、練馬区で、もし誰かが同じことを思ったら、
普通の人が、どういうプロセスを経るのか非常に興味がありました。

 
ある意味、思ったとおりの結果になっちゃった。