3年前の今ごろの日記を見ると
ニャーのことばかり書いてあります
肺の病気だったみたいで
体温が低くなり
呼吸が早く喘息のようになってしまいました
レントゲンも白く
胸水も抜こうか考えていました
ニャーはアメショー擬きの
6kgの雄猫でした
子供たちが4才と2才のときの暑い夏に
我が家にやって来ました
と言ってもうちの庭に迷いこんできたのです
真っ黒なお母さん猫と兄弟の黒猫も一緒でした
ある日、母猫が消えてしまいました
仔猫には、たまにパンをあげたりして
懐いてきました
少し経つと黒の仔猫が
庭で倒れて亡くなっていました
虎猫のニャーは一人ぼっちになってしまい
我が家で暮らすことになりました
それからは、嬉しいときも悲しいときも
ずっと、ずっと一緒でした
私もニャーも相思相愛で年月が流れて行きました
30代だった私も50代に
ニャーが体調を壊していたとき
私の癌が発覚しました
よたよたの体で
ニャーはずっとそばにいてくれました
どこの癌かわからず
いつ死ぬのか不安で眠れないときも
ニャーの尻尾を握って布団を被っていました
抗癌剤で入院中も
手術のときも
頑張って生きていてくれました
ニャーは動けなくなってしまい
オムツになってしまったけど
術後3ヶ月、2018年11月まで
私と過ごしてくれました
18歳と半年の生涯でした
愛しい愛しいニャー
本当はニャースという名前
にゃーのすけといつも呼んでいました
食卓につくのは1番早かったです
魚もお肉もちょうだいとうるさかったです
ニャーは猫だけど
私の人生にとって大きな存在でした
友達であり、兄であり、恋人であり
お父さんであり
かわいいモフモフであり
ほんとうにニャーに出逢えて良かったです
ありがとうニャー
最後までお読み頂き
ありがとうございました
穏やかな夜になりますように