今回、スタジオリブートにあたりちょっと変更を加えようとおもいます。

新しいチャレンジでもありますけど。

 

30年前はこのようなシーケンサーを使ってMIDI楽器から演奏データを入力するか、直接演奏情報をシーケンサーのボディから入力するのが普通だったのだけど、流石に30年も経過すると技術が発展して、機能が山のように追加されました。

オマケにコンピュータで制御と進化もしています。

 

 

 

当時のミディは、1台のシーケンサーで制御できるのは16チャンネル。

 

それ以上を使いたければ、シーケンサーを欲しいチャンネル分を用意する必要があるので、自分は3台用意して48チャンネル制御していました。

 

チャンネルを増やすには単純に並列でミディを繋ぐだけなので、上の画像のようなミディパッチベイを用意すればOKでした。

 

 

 

記憶媒体はフロッピーディスクです。

 

 

若い人がもしこのブログを見ていたら、わざわざググるのも面倒だと思うので簡単な説明と画像をどうぞ…

 

 

これが3.5インチフロッピーディスクです。

主に容量が720キロバイト(2DD)と1.4メガバイト(2HD)の2種類ありました。

昔のパソコンなんかでも使っていましたね。

シンセサイザーやサンプラーでは720の2DDタイプが主流っだった記憶があります。

 

 

 

 

媒体は円形のフィルム状磁気ディスク。

記憶方式はCDやHDDと同じランダムアクセス。

 

今考えるととてつもなくデカくそして小容量。

それでも、それ以前はシーケンシャルアクセスという、カセットテープ(ピー、ガガガーって音がする)にデータを保存する方法があったんですが、それに比べるとかなり高速で画期的だったのです。

 

 

 

こんなレトロなシーケンサーなのですけど、意外にもコイツはアナドれないのでありますよ。

 

起動時間がめちゃくちゃ早い。

 

どんなに高性能なコンピュータでもこれに敵うものはないと思います。

スイッチを入れて3秒もあれば、演奏情報を各ミディ装置に送れる状態になる。

 

ロード時間も数秒で済むので、万が一データが飛んでも再ロードすれば演奏状態に入れるようになります。

 

このシーケンサーは現在も所有していて、きちんと仕事してくれ問題はないのですが、ここの部分を今回はコンピュータに変更したいと思っているのです。

 

前回やってた時マッキントッシュでトライしたんですが、ドライバーの問題とかスペックが悪くて使い物にならなくて挫折した。

そのリベンジでコンピュータ化したいのです。

 

やることは単純(と思うんだけど…)。

ミディデータの情報の移植と制御。

 

ところが、ミディに追加機能が増えたためにミディの概念が少しかわったようでこれをきちんと理解しないと、多分動かないのではないかと一抹の不安が…。

 

 

 

 

使うコンピュータはリナックス ubunntu(ウブンツ<=>ウブントゥ) 

 

これをチョイスした理由がいくつかあります。

 

●手持ちのMacが古くなってOSが言うことを効かなくなって、試しに使ってみたら、使いやすいし見た目がかっこいい。

「もうコンピュータにお金を掛けたくない」

今まで好きだったアップルコンピュータのOSとお別れしてこれに乗り換えました。

 

 

●マッキントッシュOSやウインドウズOSを使うと、音源ソフトウエアが沢山出回っていて、動画化した時に特に演奏とか動的なパフォーマンスがないので、映っているシンセサイザーの画像がダミーに思われるかもしれないので、リナックスをチョイスする事にしました。

 

これなら、歴代シンセサイザーの疑似ソフトがない。

シンセソフトはあってもヤマハDX7とかコルグM1、ましてやカワイK4のシュミレーションソフトは皆無。

 

カワイはマッキントッシュやウインドウズでも疑似化されてないので、音で差がわかるはずなのでその心配はないのだろうけど、中にはイチャモンを言ってくる人もいるカモってことで、ガチでやってますをお見せしたい。

 

●あと、なんといっても、このリナックスOSはプライスレス。

コンピューターでネットサーフィンが主って人は、これ使っていませんか?

 

このOSは「タダ」で使用できるので、お金を掛ける必要もないのも心やさしいオペレーションシステムですよね。

 

サーバー仕様。ネット向けコンピュータ。

システム構造はMac(UNIX)と同じで、シェルの中にカーネルがしまわれている賢い構造。

 

 

ミディデータだけ送受信するのに最新型のコンピュータを買うのだったら、持っていないレガシーデジタルシンセサイザーを揃えたいと言うものです。

 

 

 

シーケンサーソフトさえあれば、ミディは恒久的な規格なので、これで制御できるはず。

 

 

 

rosegarden(ローズガーデン)という日本語対応のシーケンスソフト使ってみることに。

 

 

 

でも、ここで問題が…。

 

チャンネル概念が昔のものと違い16チャンネルの他にそれを通す、幹線道路みたいなものがあって、この理屈がよくまだ理解できてません。

 

 

楽器屋さんに聞いた所、ミディインターフェースを介してコンピュータとやり取りする必要があるというので、色々調べてもらった所、MOTU ( モツ ) / MIDI Express 128のような装置が新たに必要でこれがまた高い。

 

 

 

 

 

 

ミディインターフェースなのであれば、ちょっと古いけどこれがある。

 

ローランドのMPU64は64チャンネルをカバーし、UM2は16チャンネルを2系統備えているので、理屈では96チャンネル制御できるはず。

 

シーケンスソフトが一応個体認識するので、機能もするはず。

 

この仕組みを理解するのは、自分の脳味噌なんだけど、ここが問題。

ややこしそうなんだなこれが…

できるかなぁ?????????????????…

でも何とかクリアしないとなぁ(@_@)

 

 

その前に、ミディケーブルを接続しないとなりませんが…。

パートで体力持っていかれて先に進んでいません。

丁度、2〜3ヶ月に一変の抜き打ち検査が回ってきてオシゴト割増、お給料はそのまま!な状態に陥ってます。

 

 

BGM:竹内まりや

 

今回からブログを書いている時主に聴いているBGMを記述。

後で自分がどんな曲を聴いてかな?って日記みたいなものです(気にしないで下さい)。

 

 

 

 

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