最近では、野菜嫌いな子供は多いです。人参やピーマンなど野菜には豊富な栄養素が詰まっています。
ですから、ぜひとも子供には食べさせたいものです。実は、野菜が嫌いな子供でも、自分から食べたくなる方法があります。それは、嫌いな野菜を庭やベランダで育てる克服方法です。
やはり食べ物の大切さを知るには、自分で育てるという経験をさせるのが一番です。野菜を種から育てれば、毎日、水をあげたりとお世話することになります。ですから、知らず知らずのうちに愛着が湧くので、苦手でも食べてみようという気分になります。
家庭菜園で手軽に出来る野菜として、スプラウトがあります。スプラウトを嫌いな子供も多いので、参考にここではスプラウトの育て方を説明します。
まず、適当な容器に脱脂綿を薄く敷き詰め、重ならないようにタネをまきます。
それからタネが動かないように、そっと水を入れます。その後、芽が出るまで暗い場所で育てていきます。もちろん、水分を切らさないように気をつけます。水をあげる時は、タネが泳がないようにそっと水を入れます。
そして、芽が出たら、明るい日陰に出して育てます。5日間くらいで、10センチくらいに生長します。そしたら、食べごろとなります。サラダやパスタなど子供と一緒に料理すれば、すすんで食べてくれます。
野菜を克服させたい時の注意点は、無理やり口に詰め込んだりすることです。また、頭ごなしに怒って強制的に食べさせるのもやめたほうがいいです。
このやり方を行うと、野菜を食べることに対してトラウマを持つようになります。その結果、野菜を見るだけで、嫌悪感を感じるようになるからです。余計に悪循環になります。あくまでも子供が自発的に食べるように工夫しましょう。