どもども😸「キャットセカンドライフ~赤い毛糸」の“にゃん”です。

前回に続いて建設現場の猫たちのお話、第3弾。今回は北側に住むミケ親子の保護です。


母ミケは濃い柄、子猫は白ミケ。2匹の子猫は大きさにかなり差があり、大きい子だけ見ると生後3ヶ月半くらいです。小さめの子は警戒心ありありで、なかなか姿を見せず。こりゃ~保護しても人慣れ修行は難しいかなって感じです😅😅

母猫の方は比較的フレンドリー。お腹も空いていたようで、難なく捕獲器に入ってしまいました。入った後も暴れることなく、仕掛けたウェットフードをきれいに平らげ、香箱座りしている余裕の風格😅😅


結局この日は子猫の保護ができず、母猫のみ不妊手術のため病院へ。そこで彼女の空腹の理由がわかりました。


子猫3ヶ月と言えば、とっくに離乳期で、家猫であればウェットフードをモリモリ食べている頃。しかし、この現場には子猫が食べられるものがなく、母猫からおっぱいをもらうしかなかったのです。術後の母猫はおっぱいがパンパンに張っていて、痛がって具合が悪そう。先生もあと一泊様子を見たいと言ってくれたので、2泊し、たっぷり栄養をつけてリリースしました。


野良猫たちの生活はとても大変です。いつもお腹が空いていて、虫やカエル、草まで食べて生きていかなくてはなりません。また、人の手で不妊手術をしなければ、体がボロボロになるまで出産し、身を削って育児を繰り返します。そして不幸な野良猫がまた増えてしまうのです…。

この母猫も子猫におっぱいをあげるため、あらゆるものを食べたんでしょうね。現場には虫か何かを食べてうまく消化できず、激しく吐いた跡がありました。



 切ない です…




母猫のリリース後、2日ほど置いてから、子猫の保護に再び向かいました。小さめの子は母猫にひっついていてウェットフードに興味を示さず、大きい子⬆️のみの保護となりました。でもまた行こうと思います。そして絶対に、優しい里親さんを見つけるからね❗️



今回の保護活動について、事前に敷地内の企業さんに説明し、母猫の手術費用がかかること、ご協力を賜りたいことなどお願いしましたが、金銭的な援助は得られませんでした😿😿それでも、猫好きな社員さんが窓口になり、術後の母猫と子猫の餌やりをしてくれることになったので、めでたしめでたし❣️といたしましょう😹😹


ちょっとだけブーっとした顔で帰ろうとしたとき。一番最初に「猫を救って!」と連絡をくれた、この建設現場の請負業者であるお兄さんに声をかけられました。8月には仕事が終わり、この現場を去るとのこと。それなのに「自分が言い出したことだから」と、手術代に福沢諭吉さまを1枚寄付してくださいました❣️なんて男前❣️なんて太っ腹❣️惚れてしまうわぁ😻😻


この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。保護活動に庭先を貸してくれた餌やりさんにも。ミケ親子の面倒をみてくれる社員さんにも❗️


不幸な野良猫を少しでも減らすために。今回のお兄さんたちのように、何とかならないかと行動を起こしてもらえると嬉しいです。小さな命に少しの思いやりと想像力を待って。どうぞよろしくお願いします😸😸




茅ヶ崎市市民団体

キャットセカンドライフ~赤い毛糸~



★★保護猫たちの医療費、フード代のご支援、ご協力をお待ちしております。
ゆうちょ銀行 記号10960 番号30846661
キャットセカンドライフ  アカイケイト