リウマチの症状を和らげる方法

免疫の働きを補うためにも、また合併症を防ぐためにも、健康的な生活を送ることができているかを振り返り、気になる点があれば修正していくことが必要です。

 

リウマチ体験談

スポーツができないことに悲観し、絶望的になっていましたが、最近は水泳とヨガを始め、新たな喜びを得ています。 もちろん関節に負担がかからないように気をつけているのですが、今のところ体調はとても良く、前向きになってきました ...
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睡眠のリズムを整えるには、早起きが有効

朝のこわばりがあっても、時間に余裕があれば落ち着いて行動できる

就寝よく眠る

体調を維持するためにしっかり睡眠をこまめに休む活動と休息のバランスをとろう。

食事は過不足なく

量とバランスに配慮して適正な体重を保つ

体重を増やさない

肥満は股関節やひざ関節、足の関節の大きな負担になる適正体重を保とう

疲れすぎないように活動量を減らしすぎない

症状が落ち着いているなら、積極的に運動を 関節への過度な負担は変形を進める原因に 痛みが強いときは、患者さんは無意識のうちになるべく痛みがでない姿勢や動作をとっていることが多いもの。 姿勢を正して過ごすことで関節への負担を減らすとともに、体力の消耗を防ぎましょう。

背筋をまっすぐ

下を向いて作業するときには、背中を丸めた姿勢になりがちなので注意しましょう。

同じ姿勢は長く続けない

どんなによい姿勢でも、長時間、同じ姿勢を保とうとすると特定の部位の負担が増す 小関節より大きな関節を使用 変形が生じやすい手指・手首 の関節など、小さな関節への負担はできるだけ減らします。

立ち上がり

椅子からの立ち上がりの補助は手首の関節に負担が掛からないようにします。手をついて体を持ち上げようとすると手首に負担がかかるので前腕全体で体重を支えるようにする

持ち上げる動作

片手ではなく両手で支えるようにするのが基本です。マグカップ、ジョッキなどは、持ち手ではなく本体を持ち、底にもう一方の手を当てて支えるようにすると指の負担が軽くなる フライパン、片手鍋などは、片手ではなく両方の手で持ち上げるようにする

荷物を持つとき

指先だけで持とうとすると、手指の関節に過重な負担がかかります。 持ち手を指先にかけない。腕にかけるのもひじの負担になる 持ち手は肩にかける 重い荷物は背負うようにする

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関節の腫れがひどくなければ温めれば症状が和らぐ

患部を温めたり、冷やしたりしてリウマチの症状を軽くする方法は、医療機関でもおこなわれるリハビリ方法のひとつですが、家庭でも手軽に実行できます。 温めたほうがよいのか、それとも冷やしたほうがよいのかは、関節の状態によります。 関節が腫れあがり熱をもっているようなときには冷やすのが原則です。

リウマチの腫れがひどくなければ、温めるとよいでしょう

関節周囲の筋肉がこわばり、血流が悪くなることも痛みを強める要因のひとつです。 温めて血流を促せば、リウマチの症状がやわらぐことも多いのです。

温めたり冷やしたりをくり返すのもよい

朝のこわばりは温めるだけでOK 40~42 °Cくらいの湯に、痛みやこわばりのある手足を入れて温める。 10分間ほど、ゆっくり手足を動かしながら浸けるとよい 痛みが強いときは冷水との交代浴もよい 温水に4分ほど浸けたあと、15~20℃の冷水に1分ほど浸ける。これを3~4回くり返し、最後は温浴4分間で終了する