リウマチ検査

リウマチの検査

慢性関節リウマチは初期段階での治療が大切であるため、厚生省では「早期慢性関節リウマチ(RA)の診断基準」を作成しています。

6つの診断基準項目のうち4項目以上当てはまった場合は「早期慢性関節リウマチ」と診断されます。

専門的な診断基準であるため、少し表現をわかりやすく説明しています。

自分の症状と照合して見てください。

  • 朝のこわばりが15分以上続く(―週間以上)。
  • 3つ以上の関節が腫れている(1週間以上)。
  • 手首の関節、指の真ん中の関節、指のつけ根の関節、あるいは足首の関節、足の指の真ん中の関節のいずれかが腫れている(1週間以上)。
  • 左右対象に腫れている関節がある(1週間以上)。
  • 血液検査によるリウマトイド因子が陽性である。
  • 手足のX線検査で、軟部組織(皮下組織や筋肉組織)の紡錘状の腫れや骨粗鬆症、骨のびらんが見られる。

これらの症状は、次の病気でもよく現れるため、専門家による診断が必要です。

全身性 エリテマトーデス 、混合性結合組織病、強直性脊椎炎、ベーチェット病、乾癬性関節炎などで、これらの病気も自己免疫異常によって発症することが多く、全身的な症状を伴ないます。

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