暗闇にほの聞こえる、不気味静かなオルガン演奏。
そこで突然発火する炎のごときイントロのリフ。
ミサのオープニングで会場をあっためる定番曲であるが、このアルバムに
収録された演奏は創世記という名にふさわしい劇的な曲である。
同じリフを繰り返す中、楽器が徐々に重なりピークに達しようとするところで
突如訪れる静寂。
何かが起こりそうな予感のするツインリードの旋律を経て曲は終わる。
と思いきや、リズムチェンジに合わせて炎の入り乱れる大地の中で
悪魔がうごめき現れる。
さっき聞こえたツインリードの旋律は悪魔の支配の序曲と化す。
聴いてみれば、ストーリー性が強いことがよくわかる1曲である。
と熱く語りつつ、当初の曲名というか通称は新聖飢魔Ⅱのテーマだとか。
マンネリであっても、ミサはこの曲で始まるのが一番好きだなあ。
「後半部分はミサでやらないよなあ」と思っていたが、昔、魔王凱旋との合曲で
演奏されていたのを見たことがある気がする。
また、ダミアンがいた頃の映像を見た時には、オープニングで普通にフルバージョンで
演奏されていて、デーモンは一回目のツインリードで燭台を片手に登場し、
すぐ後半が始まって、右往左往で客をあおっていたのだが、演奏してる構成員の
合間を居場所なさげにうろうろしているように見えて、ちょっと面白かった。
ダミアンの世界観って、かなり強固なものだったんだと感心した一曲。
ミサの創世記しか聴いたことの無い人には、一度聴いてみてもらいたい。
初出 2009-12-13
当然ではあるけれど、単純に1曲ではないですね。
序曲心の叫びは、病み上がりのダミアンが、新宿の松屋で牛めし食べながら
ひらめいたメロディらしい。あ、あと、キカイダーか。
のっけから遊び心あふれる曲なのに、荘厳かつ不気味。
初期はそんなバランスが絶妙な気がする。
そんなことを考えつつ、第一楽章STORMY NIGHTへ。
ヘヴィメタルを聞いたこと無い中学生でも、「これがヘビメタか!」と実感する
その重厚なリフ。ハイトーン前回のデーモンのボーカル。
これまた、かっけえ!と興奮気味に感じたまま、曲は終わりを迎える。
第二楽章悪魔の穴 X.Q.JONAHと同じように途中で怖くなって、しばらく
聴けなかった曲。
和を感じる曲調って、情緒豊かでもあり、得体の知れぬ恐怖も持ち合わせていて
赴き深いなあ。
ミサで演奏されるたびに、メロディラインが変わるのは・・・ライブでのラフさを
味と感じられない僕の狭量が許さないのかな。
そんなこんなで、絶妙のブリッジとも言える曲が終わり、第三楽章
KILL THE KING GHIDORAHへ。
出だし・・・かっけぇ!なにこれ!わくわくしてきた!と、後の「早い曲=名曲」の
刷り込みをされてしまった一曲です。
当時、ミサ会場で購入したパンフレットに「KILL THE KINGのパロディである。」と
書かれていたが、KILL THE KINGを知らない僕には知ったこっちゃない。ということ
なのである。
かのごとく、琴線をビンビンに弾かれた状態で、曲は一気に佳境へ。
第四楽章DEAD SYMPHONY 当時歌詞カードを眺めながらレコード聴くという
聴き方をしていた。
序曲と第三楽章がアレなので、崎に歌詞を見ちゃって、またエグい歌詞だなあと
びくびくしながら聴いていた。
どぎつい歌詞に引き気味だったんだけど、北斗の拳やハゲが出てきた所で
クスりとしたりで、面白いバンドだなあ。と一気に好き度が高まっていったのである。
この曲は天地逆転唱法とか言って、逆立ちして歌うんだぜ!という前情報だけは
仕入れていたので、ミサに期待してたのだけれど初めて見たのはデーモンカーに
乗りながらのステージだったので、残念ながらしばらく経つまでそれを見ることが
出来ませんでした。
※あ~しくび~~~へしおれた~~~~~~ は爆笑しました。
ちなみ、曲は重厚で好き。
そんなこんなで終曲BATTLERへ
こういう曲のようなツインリードは最高だなあ。
実に〆を飾るのにふさわしい曲です。レコードではバンドの持つユーモア性も
感じられたし。
悪魔組曲って、途中だれる瞬間もあるけど名曲だとおもいました。
がしかし、後にBATTLERが組曲の構成外の曲と知って、組曲というタイトルに
マッチしてただけにびっくりしました。
後にCD発売となって、INDEX機能で各楽章ごとにボタン一つで選択できるように
なったのはこれも一つの感激だったなあ。
収録などにいろいろあるらしいけど、聖飢魔IIの当時を感じることが出来るので
1stは買って損無し。
初出 2009-12-12
序曲心の叫びは、病み上がりのダミアンが、新宿の松屋で牛めし食べながら
ひらめいたメロディらしい。あ、あと、キカイダーか。
のっけから遊び心あふれる曲なのに、荘厳かつ不気味。
初期はそんなバランスが絶妙な気がする。
そんなことを考えつつ、第一楽章STORMY NIGHTへ。
ヘヴィメタルを聞いたこと無い中学生でも、「これがヘビメタか!」と実感する
その重厚なリフ。ハイトーン前回のデーモンのボーカル。
これまた、かっけえ!と興奮気味に感じたまま、曲は終わりを迎える。
第二楽章悪魔の穴 X.Q.JONAHと同じように途中で怖くなって、しばらく
聴けなかった曲。
和を感じる曲調って、情緒豊かでもあり、得体の知れぬ恐怖も持ち合わせていて
赴き深いなあ。
ミサで演奏されるたびに、メロディラインが変わるのは・・・ライブでのラフさを
味と感じられない僕の狭量が許さないのかな。
そんなこんなで、絶妙のブリッジとも言える曲が終わり、第三楽章
KILL THE KING GHIDORAHへ。
出だし・・・かっけぇ!なにこれ!わくわくしてきた!と、後の「早い曲=名曲」の
刷り込みをされてしまった一曲です。
当時、ミサ会場で購入したパンフレットに「KILL THE KINGのパロディである。」と
書かれていたが、KILL THE KINGを知らない僕には知ったこっちゃない。ということ
なのである。
かのごとく、琴線をビンビンに弾かれた状態で、曲は一気に佳境へ。
第四楽章DEAD SYMPHONY 当時歌詞カードを眺めながらレコード聴くという
聴き方をしていた。
序曲と第三楽章がアレなので、崎に歌詞を見ちゃって、またエグい歌詞だなあと
びくびくしながら聴いていた。
どぎつい歌詞に引き気味だったんだけど、北斗の拳やハゲが出てきた所で
クスりとしたりで、面白いバンドだなあ。と一気に好き度が高まっていったのである。
この曲は天地逆転唱法とか言って、逆立ちして歌うんだぜ!という前情報だけは
仕入れていたので、ミサに期待してたのだけれど初めて見たのはデーモンカーに
乗りながらのステージだったので、残念ながらしばらく経つまでそれを見ることが
出来ませんでした。
※あ~しくび~~~へしおれた~~~~~~ は爆笑しました。
ちなみ、曲は重厚で好き。
そんなこんなで終曲BATTLERへ
こういう曲のようなツインリードは最高だなあ。
実に〆を飾るのにふさわしい曲です。レコードではバンドの持つユーモア性も
感じられたし。
悪魔組曲って、途中だれる瞬間もあるけど名曲だとおもいました。
がしかし、後にBATTLERが組曲の構成外の曲と知って、組曲というタイトルに
マッチしてただけにびっくりしました。
後にCD発売となって、INDEX機能で各楽章ごとにボタン一つで選択できるように
なったのはこれも一つの感激だったなあ。
収録などにいろいろあるらしいけど、聖飢魔IIの当時を感じることが出来るので
1stは買って損無し。
初出 2009-12-12
初めて聴いた時、重~い気分になった。
そして、「いまー」のところが怖くて、2度目をしばらく聴けなかった。
思い直し、怖いもの見たさの感覚で何度か聴くようになると、物悲しさを
全面に押し出したバラードであることを理解して、俺の中のかくれた名曲となった。
※当時の価値観として、「レア=名曲」と思い込んでいたのだが
是非とも生で聴きたい!という思いを胸に秘めていたが、その頃には残念ながら
メインのラインアップから外れてしまっていて、ルーク加入のツアーでメドレー
「輪廻は巡る」の中で一部しか聴くことが出来ず、月日は流れ今に至る。
1stではこの曲のみが新録、ミサ音源、動画に残されることがなかった。
なんとか見れないかなあと思っていたら、数年前に動画サイトで一部を
見ることができた。
それを見ると、デビュー当時からデーモンは陶酔型歌唱(※)をしてたんだという
発見をした。
※モニタースピーカーなどに足を組みながら腰を下ろし、マイクスタンドを
外さない状態でマイクを傾けながら、横腹のあたりで片手を歌に合わせて
広げたりして目を閉じながら首を傾げつつ斜め上に顔を向けて歌う様
後にも他の曲でデーモンは陶酔型歌唱をすることがあって、それを見るたび
何とも言えない気持ちになって、数日間聖飢魔IIを聴かない日を送ることが
何度かあった。
でも、こんな小馬鹿にしながらも初期の世界観がかなり好きなのでもう一度聴いて
みたいんだよなあ。
来年予定の再集結で・・・まずないだろうな。
ちなみに、このタイトルは「EXECUTIONER」→「死刑執行人」→「X.Q.JONAH」と
変わっていったと何かで見た記憶があるが、真偽のほどは定かではない。
「死刑執行人」というタイトルだったら、ずいぶんどんよりするよなあ。
初出 2009-12-12
追記
今年の夏からダミアンのツイッターを通して初期楽曲の作成秘話などを知ることが
出来た。
・読みは「エクスキューショナー」だと思っていたが、「エクスキュースナー」が
正解らしい。
・「死刑執行人」に改題したことはないらしい。
※全く裏は取れてないけれど、地球デビュー直前の第三期聖飢魔llで
改題したのかな?
やはり、当時実際に関わった方、というより作者自身の言葉は貴重ですね。
そして、「いまー」のところが怖くて、2度目をしばらく聴けなかった。
思い直し、怖いもの見たさの感覚で何度か聴くようになると、物悲しさを
全面に押し出したバラードであることを理解して、俺の中のかくれた名曲となった。
※当時の価値観として、「レア=名曲」と思い込んでいたのだが
是非とも生で聴きたい!という思いを胸に秘めていたが、その頃には残念ながら
メインのラインアップから外れてしまっていて、ルーク加入のツアーでメドレー
「輪廻は巡る」の中で一部しか聴くことが出来ず、月日は流れ今に至る。
1stではこの曲のみが新録、ミサ音源、動画に残されることがなかった。
なんとか見れないかなあと思っていたら、数年前に動画サイトで一部を
見ることができた。
それを見ると、デビュー当時からデーモンは陶酔型歌唱(※)をしてたんだという
発見をした。
※モニタースピーカーなどに足を組みながら腰を下ろし、マイクスタンドを
外さない状態でマイクを傾けながら、横腹のあたりで片手を歌に合わせて
広げたりして目を閉じながら首を傾げつつ斜め上に顔を向けて歌う様
後にも他の曲でデーモンは陶酔型歌唱をすることがあって、それを見るたび
何とも言えない気持ちになって、数日間聖飢魔IIを聴かない日を送ることが
何度かあった。
でも、こんな小馬鹿にしながらも初期の世界観がかなり好きなのでもう一度聴いて
みたいんだよなあ。
来年予定の再集結で・・・まずないだろうな。
ちなみに、このタイトルは「EXECUTIONER」→「死刑執行人」→「X.Q.JONAH」と
変わっていったと何かで見た記憶があるが、真偽のほどは定かではない。
「死刑執行人」というタイトルだったら、ずいぶんどんよりするよなあ。
初出 2009-12-12
追記
今年の夏からダミアンのツイッターを通して初期楽曲の作成秘話などを知ることが
出来た。
・読みは「エクスキューショナー」だと思っていたが、「エクスキュースナー」が
正解らしい。
・「死刑執行人」に改題したことはないらしい。
※全く裏は取れてないけれど、地球デビュー直前の第三期聖飢魔llで
改題したのかな?
やはり、当時実際に関わった方、というより作者自身の言葉は貴重ですね。
まだロックを知らなかったあの頃、無理して夜更かしして観ていた
デモタカビデオジャム。
そこでこの曲のライブ映像を観て、鳥肌が立った。
「かっけぇー。」
三連のイントロに合わせ、ギターを上下に振り上げる二名のギタリスト。
デーモンカーで片足を上下する閣下。
やたらと攻撃的に映った数分間の映像で聖飢魔IIに持っていかれた。
ヘイヘイデビルワイ ザ ウェルイッツ ハッピンユー ROCK IN THE KINGDOM
・・・バカもいいところである。俺にはこんな風に聞こえていた。
翌日学校で掃除の際に、誰にも見られていないと思い、ほうきでギター上下を
ノリノリでまねていたら、周りから爆笑された黒歴史も今はただ懐かしい。
やっぱり1st収録曲の完成度はすごかったんだね。
他のバージョン、原曲についてはまた今度。
初出 2009-12-11
デモタカビデオジャム。
そこでこの曲のライブ映像を観て、鳥肌が立った。
「かっけぇー。」
三連のイントロに合わせ、ギターを上下に振り上げる二名のギタリスト。
デーモンカーで片足を上下する閣下。
やたらと攻撃的に映った数分間の映像で聖飢魔IIに持っていかれた。
ヘイヘイデビルワイ ザ ウェルイッツ ハッピンユー ROCK IN THE KINGDOM
・・・バカもいいところである。俺にはこんな風に聞こえていた。
翌日学校で掃除の際に、誰にも見られていないと思い、ほうきでギター上下を
ノリノリでまねていたら、周りから爆笑された黒歴史も今はただ懐かしい。
やっぱり1st収録曲の完成度はすごかったんだね。
他のバージョン、原曲についてはまた今度。
初出 2009-12-11
代表曲といって間違いないですね。
ドロドロの歌詞と疾走感ある曲調。
ツインリードを絡めたギターソロ。
デーモンのシャウトでの〆。
約三分間に凝縮された聖飢魔IIの核となるサウンド。
特にギターソロは、全体像を念頭に置いたエースらしい導入から、
音数で押すのではなく雰囲気で構築された展開。
そして、ジェイルへのバトンタッチとなる分散和音のツインリード。
タッピングからスタートする技巧型のソロで押し進むジェイル。
そんな濃厚ワールドの直後には、デーモンの歌のバックでロングトーンの
ツインリードを奏で、最後の盛り上がりにつなげる。
完成されててのっけから満足させてくれるなあ。
1stは演奏者の件などいろいろあるらしいけど、機会があって聞くことが
出来たデビュー前の演奏とほとんど構成が変わっていないことからも、
24年前にして既に出来上がっていた曲で、長く支持された曲であることが
実感できる。
他のバージョンの話はまた今度ということで。
初出 2009-12-9
ドロドロの歌詞と疾走感ある曲調。
ツインリードを絡めたギターソロ。
デーモンのシャウトでの〆。
約三分間に凝縮された聖飢魔IIの核となるサウンド。
特にギターソロは、全体像を念頭に置いたエースらしい導入から、
音数で押すのではなく雰囲気で構築された展開。
そして、ジェイルへのバトンタッチとなる分散和音のツインリード。
タッピングからスタートする技巧型のソロで押し進むジェイル。
そんな濃厚ワールドの直後には、デーモンの歌のバックでロングトーンの
ツインリードを奏で、最後の盛り上がりにつなげる。
完成されててのっけから満足させてくれるなあ。
1stは演奏者の件などいろいろあるらしいけど、機会があって聞くことが
出来たデビュー前の演奏とほとんど構成が変わっていないことからも、
24年前にして既に出来上がっていた曲で、長く支持された曲であることが
実感できる。
他のバージョンの話はまた今度ということで。
初出 2009-12-9
原題 聖飢魔IIのテーマ
記念すべき1stアルバムの1曲目だが、アルバムが出る頃には既に創世記が
ミサのオープニングテーマになっていたとか。
※あくまでも俺が知る限り
おどろおどろしい出だしから重厚なリフで曲は進み、中盤のリズムチェンジから
三連の単音メロディで曲は進む。
生で聞いたのは87年の創世記後半とミックスしたメドレー的な演奏と、
99年のULTIMATE MASS二日目のダミアン登場の時のみ。
創世記とは違うかっこよさがあるんだけど、ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、
聖飢魔II!でしめないとすっきりしないところが、汎用性に欠けるのかな。
初出 2009-12-09
記念すべき1stアルバムの1曲目だが、アルバムが出る頃には既に創世記が
ミサのオープニングテーマになっていたとか。
※あくまでも俺が知る限り
おどろおどろしい出だしから重厚なリフで曲は進み、中盤のリズムチェンジから
三連の単音メロディで曲は進む。
生で聞いたのは87年の創世記後半とミックスしたメドレー的な演奏と、
99年のULTIMATE MASS二日目のダミアン登場の時のみ。
創世記とは違うかっこよさがあるんだけど、ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、
聖飢魔II!でしめないとすっきりしないところが、汎用性に欠けるのかな。
初出 2009-12-09