今回は失敗ではない話。
撮影といえばハリウッド。本場LAで車の撮影。
企画のメインはハイウエイが複雑に交差するジャンクションを走る車を
カメラ車とヘリの2カメで撮る。
アメリカの動脈のハイウエイの交差を両方向同時に
一般車両をブロックして撮影する車だけを走らせるなんて難題も
さすがハリウッドのクルーは何とかこなしてくれた。
撮影の都ハリウッドは警察までが撮影に協力してくれるためだ。
今回撮影のベースを置いたのは、LA南部のWatsと言う場所。
これは、90年代白人警官による黒人青年への暴行に端を発した
「LA暴動」の発信源だ。
さすがに町並みが違う。明らかに街を走る車は年代もののポンコツ。
昼だっていうのに歩道には座り込む人々。
街だってLAとは思えないスラム的な雰囲気だ。
なにもこんなところにベースを置かなくてもと思ったが、
撮影ポイントのジャンクションから最寄の出入り口がココじゃあ仕方ない。
ただ、狼の中の羊となりえる日本人クルーなので、
小学校の校庭を借りて警備の警官を乗せたパトカー2台を常駐させるといった状態。
当然パトカーにはショットガンが装備されている。だって本物の警察だから。
そんな厳重警備のおかげで撮影は無事終了。
LA中心部まで、撮影に協力してくれたパトカー2台と白バイ4台で我々のミニバンを
挟んで回転灯までつけて送ってくれた親切な警官たち。
LAの一般住民には、強盗とかのわりと凶悪な事件を起こして捕まった
アジア人ご一行に見えただろうけど。