24才の頃、神道系の密教行者に出会ったが、師匠の暴言に耐え兼ねて、結局師匠を二回程変えてきた。

真言宗で、ようやく納得できる師匠に出会った。

法力は言うまでも無い。


その師匠の著書の中に、こんな一節が書かれてあった。
「行者も人間であり、様々な感情が起きるのはいうまでもない。だが、その感情をどうとらえ、どう反応するか。そこが常人と行者では大きく異なる。
対人関係は、起こってくるものすべてあるがままに洞察し、こだわりなく受け入れる。それが行者の在り方である。」と言い切る師匠に、思わず拍手喝采をしたくなる。

心の師匠である。


「ハーフは老後、血液が濁る」等と

人権侵害に近い発言をする

中途半端な師匠とはさっさと決別した。



今では「宗教家の心の進化こそが法力に繋がっている」という事実を痛感している。


南無大師遍照金剛