7月21日付け京都新聞の社説『公益通報者の保護 報復を防ぎ、是正につなげよ』は,如何なる組織にも言える事であり,努力義務だからと言って,『通報者を報復し虐待しても構わない』などと考えないように組織のトップは徹底しなければならない。

 

それでも,組織側が内部告発されることが気に食わないのであれば,法令を遵守し,従業員らの人権を尊重し,倫理観を持って業務を行うべきであり,それでも気に食わないのであれば,もはや組織内に留まること自体が害悪であり,サッサと去るべきである。

 

 

また,通報する者は,勇気を持って行動し,悪い者は報復等する側であって,通報者が悪い訳ではありません。

報復等を恐れても,不正や不祥事などを放置する方が危険であり,悪いのは内部通報制度の不備であり,これも組織をおける不正行為だと考え行動して下さい。

 

更に,通報する先は,組織内にある内部通報だけではありません。

1 組織にある内部通報担当部署。

2 関係する行政機関。

3 報道機関,労働組合,関係団体などの外部機関。

 

つまり,1がダメなら2へ通報すれば良く,2もダメなら報道機関などに情報提供すれば良い。これは,公益通報者保護法に定めがあるものであり,遠慮する必要はありません。これは消費者庁の以下のリンク先から確認できます。

 

公益通報者保護制度の詳細 消費者庁 

 

また,最近ではSNS上での告発などもあり,これは良い方向にあると思います。

 

つまり,「声をあげる勇気」が必要であり,組織側にしてみれば気に食わないであろうが,こう考えること自体が誹謗中傷だと考えており,だったら「法令くらいは守れ」と言いたい。

 

近年,大企業や行政による不正や不祥事などが絶えません。

そして,報復人事は当然のように行い,これを適正な人事異動だと言える根性もアッパレだが,褒められる行為ではなく,恥だと思いなさい。

 

横柄な態度こそが,不正や不祥事などが満載の組織である事を暗に証明しており,ただただ見苦しいだけである。また,ブラック化している恐れさえある。

 

『あなたは腐敗した組織で働き甲斐がありますか』と言った事を自問自答してみて下さい。一般的には,「風通しの良い組織」が優秀だと言われており,私も同感です。

 

なお,私が現在追求している群馬銀行の刑事事件(虚偽有印公文書作成)の真相解明ですが,群馬銀行幹部は依然として沈黙状態です。しかも,沈黙される理由さえも分かりません。

関係する団体である全銀協地銀協も同様に沈黙です。

更には,監督官庁である金融庁も沈黙です。

また更に,前橋地方法務局人権擁護課も沈黙です。

 

なんですかね,この異様かつ異常な状況は。

隠蔽して終わりできるレベルの刑事事件ではありません。

しかも,公文書に対する犯罪行為です。

 

兎にも角にも,上記群馬銀行の刑事事件の発端も,群馬銀行の内部通報制度の不備から始まった。

 

報復する為に公文書を改ざん等することが,本当に良いことなのか,群馬銀行のみならず,全銀協,地銀協,金融庁,前橋地方法務局人権擁護課は真剣に考えなさい。

 

そして,まずは群馬銀行トップが説明責任を果たすべきです。

現状では隠蔽している事と全く同じであるが,あえて隠す事件ではありません。

 

なお,群馬銀行の刑事事件については,真相解明のためのオンライン署名運動を継続中です。是非とも参考にして下さい。