情報漏えいか、公益通報か…鹿児島県警・前部長の告発、県議会委員会でも「闇」のまま 

これは南日本新聞社の記事ですが,鹿児島県警の不祥事事件は連日のようにYahoo!ニュースなどでも大騒ぎになっています。

 

鹿児島県警の不祥事事件に関する内部告発が,仮に情報漏洩だと判断されると,今後の公益通報制度が事実上の機能不全になる可能性があります。

つまり,善意の通報者が,通報する事自体を躊躇うようになり,組織における不正や不祥事などが発覚しなくなる。これは非常に怖い事です。

 

私は,昨日6月11日のブログ上でも指摘した通り,群馬銀行の内部通報制度も非常に問題がある制度であって,消費者庁側にも苦情したが「企業任せ」の一点張りで,内部通報制度への問題意識が極めて低かった。

 

私が許せない点は,私が行った内部通報によって,この報復が労災保険請求への妨害行為であり,実際に虚偽有印公文書(=ウソの聴取書)作成の刑事事件まで実行した。(→ この詳細は,下記の『オンライン署名運動』で確認して下さい。)

 

しかも,この刑事事件についての群馬労働局長並びに群馬銀行頭取からの具体的な説明も一切なく,大きなヤミとなっており,私が想定する以上の大事件の可能性さえもあります。

 

組織における不正や不祥事などは,内部告発などを積極的に奨励しない限り,全てがヤミと化してしまいます。これは国民にとっても不幸であり,有益ではありません。

 

よって,上記のような鹿児島県警の不祥事事件は,私個人の判断では,経験上から考えて,内部通報に該当すると思います。

 

守秘義務は,如何なる組織にも存在しており,これを理由にして善意の通報者を罰するような行為には絶対に反対です。