私より厳しい状態で頑張っていらっしゃる方は読んで気分を害されるかもしれません。もし不快に感じたら申し訳ありません。
低侵襲手術を受けたおかげで、表面の傷口の痛みさえなくなってしまうと、ほぼほぼ今までの日常に近い生活がおくれています。
推定ステージ1aの手術直後なので追加治療も今のところしていないし、
普通に友達とランチしたり、
携帯で趣味のスポーツ情報検索して、私も次はこれやってみようと思ったり、
メルカリ見てポチッてみたり、
今日何食べようかなーってメニュー考えたり、
ブログ読んだり、時間をかけて記事書いたり、
猫とまったりしてみたり。
あんまり日常と変わらなすぎて、まるでがんの摘出手術をしたなんて嘘のよう。
そう、手術をした今でさえ、自分ががんなんだという自覚がない。
なんだか、突然目が覚めて、実はこれは夢でしたー、とか、
実はがん患者という役を演じているだけで、監督がカーットと言った瞬間に、がんじゃない本当の自分に戻るとか。
少なくとも手術で悪いところは取ってしまったので、正式な診断はまだされていないけれど、これでおしまいみたいな気になっている。
だけど現実は、
病理検査の結果ステージ1aじゃなくてステージ1bとか2とか言われちゃうかもしれない。
抗がん剤治療するかも。
再発・転移しちゃうかもしれない。
そうなったら猫、どうしよう。
自分の母親より先に旅立つかも。
そもそも寛解はあっても完治は難しい。
自分の今後の生命がパーセンテージで表されるような、そんな病気なんだよね。
ステージ1は5年生存率90%台とか言うけれど、もし確定ステージ1だとしても、自分がマジョリティの方に入っているという確証だって、あるわけじゃない。
90%って言ったって、5年だよ?
5年後まだ60歳にもなっていない。
10年経っても63歳。
別にがんだからと言っていつも病気のことばかり考えてネガティブになって落ち込んでばかりいるのが良いとは思わない。
それじゃ限りある時間が無駄になる。
だけど、あまり何も考えていない時に風向きが急に悪い方向に向いたら、元気だった分ショックはハンパないだろうな。
別にがんじゃなくても人間次の瞬間には何が起こるかわからないんだけどね。