私が手術をする病院は大学病院ではありません。


自分では開腹手術をするものだと思っていたので、ダヴィンチ手術を含めた腹腔鏡手術手術のことなど頭になく、ただうちから近く、近間の大学病院よりもより多くがんを扱っているこの病院にしたのです。


本人、アナログ人間だから、がんの手術と言ったらガバッと開いてナカミそっくり取って、消毒して閉じる、みたいなイメージね。😀


ところが、私の状態がダヴィンチ適用ということになり、それで初めて、ダヴィンチ手術自体やこの病院での施術状況について調べてみたわけです。


すると、実はこの病院のロボット支援下手術の婦人科への導入は2022年、つまり去年から。


前にもロボット手術は不安だと書きましたが、失礼ながら、経験不足が不安でどうしようかなと思っていたわけです。


ロボット支援下手術なんて考えていなかったし、わかっていたらもう少し調べて経験豊富な病院を選んでいたかもしれません。


とにかく、最初外来で担当になった先生に導入後現在までの施術件数を聞いてみたところ、良性腫瘍の手術が20例位、悪性腫瘍が5例位、前がん病理が1例との事だったので、まあそこそこの数切ってるなと思い、ダヴィンチでいくことにしました。


もちろん、腹腔鏡手術の経験はあるわけだし。


因みに、ダヴィンチ手術1例目の時は、必ずプロクターという指導医にきてもらわなくてはならないそうです。


で、月曜日に循環器科受診後初めて執刀医の先生に会ったのですが、その時に、


導入してまだ日が浅いようですが‥


と切り出してみたのです。


すると先生、


そうです、まだ導入したばかりです。正直に申しますと、〇〇さんが9人目です。そして、最初の10人の手術代は、病院が払います。(追記: 悪性腫瘍の手術は、という意味)


とのこと。


先着10名様、無料?

じゃあ私の今回の費用、単純計算でご飯代だけってこと?

これは、ラッキーって言うの?


先生が言うには、


いつもプロクターがつくわけではないのですが、〇〇さんの場合は筋腫が大きいので、念の為プロクターに来てもらうことにしました。


とのこと。


指導医がつくから安心ととるか、指導医がつくから不安ととるか。


なんだかビミョーですが、少なくとも「失敗できない」最初の10例のうちの9番目という位置づけのようです。