Dalidaは両親がイタリア人でエジプトで生まれたイタリア系フランス人ミュージシャンで、1987年に自殺したそうな。

タイトルは「平和よ平和」という意味で、砂漠にいる男が庭や川や花の幸福な幻影を見るという歌詞である。この曲は1976年にアルジェリア民謡のRaïとしては初めて世界でヒットしたそうな。元々はエジプト人作曲家のSayed DarwishがQulu Luという演劇用に第一次世界大戦でEgyptian Labor Corpsに徴用された男の帰還を祝う歌を1919年に作曲して、それをDalidaがアレンジしたようである。第一次世界大戦では17-35歳のエジプト人男性の1/3がEgyptian Labour Corpsに徴用されて、労働者たちはイギリス軍のために低賃金で鉄道を引いたり塹壕を掘ったりして酷い待遇のせいで蠅のように死んだそうで、歌の背景を知ると平和を喜ぶ歌詞の重みがわかる。