秋生が数日前から、おかしいんです。
数分おきにトイレに通って、なかなか出てこない。
おしっこが出ないのかな?
病院に連れて行きました。
尿が出ないと急性腎不全から尿毒症になって、危機的状況に陥ります。
当初、麗が疑われたものです。
秋生くんまで?
検査の結果、尿が溜まっていることはなさそう。
行動から、これは膀胱炎ではないかとの疑いが高まりました。
細菌性の膀胱炎です。
糖尿病の猫はなりやすいんですって。
しばらく抗生物質を飲むことになりました。
とにかくたくさん水を飲んで出すことが、大事だそう。
冬場は水を飲む量が自ずと減ります。
尿路結石が出やすい時期でも、あるらしい。
秋生がトイレに入った後を、見に行くと。
一滴か二滴くらいの、わずかな尿しか出ていないのです。
猫砂が固まらないくらい、少ない尿量。
出るものがないのに、出そうな気がする。
それが膀胱炎の症状だそうです。
ちゃんとトイレに行ってしなければという気持ちは、強いんでしょう。
それだけに、気の毒なところもありましてね。
寝る暇もないんじゃないかと、思うくらい。
トイレを頻繁に出入りしているわけです。
麗を家に連れ帰ったら、今度は秋生を連れて。
動物病院通いが続きます。
昨日一日で猫の医療費が3万円ですよ
しかし具合の悪そうな猫を放っておくわけには、いきません。
腎臓の悪い麗はケージの中で暮らすようになりました。
体力を温存したいのでしょう。
彼女が安心していられる場所が、一番です。
この間までそこらを歩き回っていたので、寂しい気もします。