病院送りにはなりませんでしたが。
病院には、通いました。
まだ自宅で猫を飼う前の話です。
子供の頃から猫好きだった私は、猫を見れば
当然のように近寄って行きました。
あの夏の日も…
思い返せば、生後5ヶ月くらい?
今の帝と、同じくらいの月齢の子猫を
近所で見かけたんです。
子猫だからと、油断してました。
警戒させないように、せめてしゃがんで
近寄るべきだった。
こちらが近寄ると、サンダル履きだった
私の足を攻撃してきたんです。
ザクッと、ガブリと![]()
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そして、逃げて行きました。
しょうがないな、くらいの気分で
その日は帰宅しました。
翌日。
噛まれた右足が甲から脛にかけて
何倍にも腫れ上がったんです。
靴を履けないくらい。
慌てて病院に行くと、蜂窩織炎ですと。
難しい名前の病気を告げられました。
何でそんなことを思い出したかというと。
イギリスで、何日も木の上から降りられずに
困っていた猫を救助した時の動画を見て。
救助したこの男性、猫に噛まれて5日間も
入院する羽目になっちゃったんですよ。
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悲鳴あげてますね…![]()
猫に恩知らずとか言っても、詮無いですが。
で、入院の理由。
蜂窩織炎だったって!
私、危なかったんだ。
私は通院だけだったけど、抗生物質を
2週間ほど飲みましたかね。
腫れがなかなか引かず、発熱もありました。
それ以来、野良猫を相手に怪我した時には
些細な傷でも病院に行くようにしました。
破傷風も、あるかもしれないし。
ところが。
これは野良猫に限られた話ではなかった。
蜂窩織炎の原因となる、パスツレラ菌。
猫の保有率、ご存知ですか?
犬や猫がパスツレラ菌を持っていることが多いですが、犬や猫ではほとんど症状を起こしません。まれに猫で肺炎を起すことがあります。咬まれるあるいは引っかかれるなどして、犬や猫からパスツレラ菌をもらって人間がパスツレラ症を発病することがあります。(中略)パスツレラ菌は哺乳類の上気道や消化管に存在し、猫はほぼ100%、犬は約75%が持っているとされます。(中略)前足をなめる猫の場合には、口の中の細菌を爪に付着させることにもなるので、猫に引っ掻かれないように注意が必要です。(横浜市衛生研究所、太字・下線は私)
100%![]()
寝室に犬や猫を入れないようにしましょう。
犬や猫とベッドで一緒に寝ないようにしましょう。
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犬や猫にエサを口移しで与えないようにしましょう。
さすがそれはにしないけど…![]()
私の脚、あちこち傷だらけなんですよ。
帝と麗のおもちゃにされて。
これって衛生的には危険なことなんだな…
ここまでの事実を、突きつけられても。
猫と寝て暮らす今の生活を手放すことは、
今更できないですよ。
…ですよね?










