きっかけ・マイルール・遊び方(追記:1年を振り返って) | ねこ遊び備忘録

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猫遊び・備忘録
A reminder to play with cats

 2023年4月11日、14年近く一緒に暮らした猫(琥珀♂)が死んでしまった。
仕事をしていても車の運転をしていても琥珀のことを思うと涙が止めどなく流れてくる。

そんなペットロス生活が2ヶ月ぐらい続いた2023年6月7日に、ふらりとたくさんの地域猫が暮らす場所を訪れました。

 

 車を降りて私が芝生に座ると遠くから強そうなレオ(♂)がズンズン近づいてきて右脇に座りました。またしばらくするとかわいらしいココ(♀)が近づいてきて左脇に座りお腹を見せてゴロゴロし出しました。

駆け寄ってくるココズンズン近づいてくるレオ

 左右を猫に挟まれながら、猫恋しい人と人恋しい猫が一緒に時間を過ごす、これはWIN-WINな関係かなどと思いながらとても幸せな時間を過ごすことが出来ました。
 しばらくすると夕ご飯の時間らしく猫たちがたくさん集まり出し、偶然にも私の知人が夕方の餌やりにいらっしゃいました。了解を得て、猫たちと遊ぶためにこの場所に通う日々が始まりました。
 

 私は好きなことをしていると時間が経つのを忘れてしまうのでマイルールを作りました。仕事の手を止めてからこの場所に赴き、猫と遊び、家に帰りシャワーを浴びて仕事に復帰するまでを2時間以内としました。

 私がやることと言えば、猫たちと遊んだり、ブラシをしたり、車に轢かれそうな猫を避難させたり、喧嘩を仲裁したり、私と一緒に元気に遊んでくれるお返しにたまに猫たちの健康管理をしたりするぐらいです。

 

 このブログはあるエリアで暮らす1つのグループに属する地域猫たちの日々の記録を私が私自身のために残す備忘録で、人に見てもらうために書いているわけではないため特に面白い話は無いかもしれません。それぞれの猫ごとにテーマを作り、新しいイベントを追記する形式で記録して行く予定です。

 

追記:2024年6月7日 1年を振り返って
 

 この公園に通っての「ねこ遊び」を始めて、あっという間に1年が経過しました。
通い始めたときのBグループ(橋の下群)のメンバーは6♂♂(レオ・コタロー・コテツ・イケ・ルイ・モフ)9♀♀(ココ・キー・メイ・クー・モカ・モモ・リン・ルナ・ベル)でした。そのうちモカとモモが亡くなってしまい、メイが家猫になりました。
新たに追加で順にソラ、ノノ、子猫4匹(リキ・ヒナ・レン・ユイ)、ハル、マル、サスケ、サキ、アラシ、ハナ、ヒメ、シロウおよびカイがBグループに加わりました。そのうちユイおよびサスケが亡くなってしまい、ハルが連れ去られました。ノノ、リキ、アラシおよびシロウは家猫になりました。カイはBグループを抜けて隣のグループに加わりました。

 この公園に猫を捨てに来る人が後を絶ちません。TNRをして猫を増やさない様にすることも大切です。しかし時間はかかるかもしれませんが、この公園に猫を捨てに来る人たちへの啓蒙活動が必要と感じています。

 それから気になるのは、この公園の猫たちの肥満が深刻化していることです。例を挙げるとコタローは2023年7月6日に5.5kgだったのが2024年5月15日には6.3kgになっていました。十分に成熟した大人の猫が1年でこんなに体重を増加させるのは異常です。猫に食べ物を与えている人を見かけたときには必ず、「この公園の猫には食べ物を与えないでください」と注意してます。しかし、SNSでこの公園の猫に食べ物を与えている動画が拡散されていて、猫に食べ物を与えて良いと勘違いした沢山の人たちが訪れるので防ぎ切れていないのが実情です。

 また、私が遊んでもらっている猫たちに恩返しする機会も増えてきました。毎日遊んでいるので多くの猫たちは私にはすっかり馴れています。そのため、避妊、去勢、怪我の治療および調子が悪い猫の診察のために病院に連れて行くための捕獲や病院への送迎を手伝わせてもらっています。「公園の東屋の屋根の上に登った猫が下りられないので助けてあげて」というヘルプも2回ありました(笑)。

 1年を振り返って、沢山の猫たちとの出会いと別れがありました。毎日遊んでいた猫がある日突然、何の前触れも無く死んでしまったり、連れ去られたりするのはつらいものがあります。猫の寿命は人よりも短いので、出会った瞬間から別れのカウントダウンが始まっていると思っいます。だからこれからも猫たちには、毎日いつ別れが来ても悔いが無いように全力で遊んでもらうつもりです。