旧正月 | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

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2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

昨日は旧正月でした。

サンディエゴには、台湾、中国、ベトナム出身の人たちも多く住んでいるので

多くの人が旧正月を祝います。

 

私は以前、横浜の中華街の近くに住んでいたので、あの看板の赤や黄色、緑の派手さや

関帝廟のお香の煙や、中華街のパワフルな生命力に溢れる雰囲気が思い出されて、このシーズンはなんだか華やいだ気持ちになります。

 

職場のベトナム人の同僚がみんなにお年玉袋とミカンを配ってくれました。

おじいさんとおばあさんが、孫にお年玉をあげている絵が描かれています。

手前にあるのは、お正月のご馳走でしょうか?

袋の中には、宝くじ。

 

なんとも縁起の良さそうなデザインです。

アメリカで迎えるニューイヤーは、カウントダウンと花火が終わると、もう普通の日という感じであっさりしたものなのですが、旧正月は近所のスーパーも飾り付けも派手になって、いそいそとした雰囲気が盛り上がってきて、おめでたい明るい感じが満ちてきます。

辰年。というよりも、Year of the Dragon! という方がパワフルな響き。

力とか、飛躍とか、そんな言葉が頭に浮かびます。

 

旧正月というと、もうすぐ春という気分にもなってきます。

そして春の訪れというと、私にとってはなんといっても水仙が店に出始めた時。

イギリスでは、この時期、まだ蕾の水仙がスーパーなどに出回ります。

それを窓辺に飾って、水仙の季節いっぱい楽しむのです。黄色い花とスッとした緑色の茎を眺めるのは

この季節の喜びです。

サンディエゴでも、トレーダー・ジョーズで水仙が売られていたので買ってきました。

 

これから毎日どんどん花が開いてゆくのが楽しみです。