大腸検査、本番(別に練習とかあるわけじゃないけど)。

受付で、現在服用している薬の確認、手術歴などのチェックをした後、名前が呼ばれるまで椅子に座って待ちました。その部屋は人が10人もいればいっぱいになってしまうほどの小さなところです。

 

名前が呼ばれて、導かれて奥の部屋へと進むとカーテンで仕切られてベッドが3台ほど並んでいました。

その一つに通されて、背中の開いたガウンに着替えました。

施設は寒いかもしれないので、ソックスを履いてくることを勧められていたので私は厚手のフカフカのソックスを履いていきました。ガウンの下は上半身はTシャツを着けたままでOKでした。

脱いだ服やバッグをもらった大きめの袋に入れ、着替えができたことを告げると看護師さんがテキパキとそして優しく面倒を見てくれました。

 

ここに横たわっていてね。今、暖かいシーツをかけてあげるから。と言われて待っていたら、本当にホカホカの暖めたシーツを持ってきて体にかけてくれました。さらりとした清潔な木綿の暖かいシーツは緊張をほぐしてくれて、ほっと落ち着いた気持ちにさせてくれました。

 

血圧を測り、麻酔薬を注入するための針を血管に入れ、ベッドごとガラガラと別の部屋へ移動です。

他の部屋への移動中に、やはりカーテンで仕切られたベッドに人が寝ているのが見えました。

彼らは術後らしく、眠っていました。

真っ直ぐに仰向けに、端正な静かな顔つきで2人の人が意識のない状態で寝ていました。

 

担当医にあって、少し会話をして、麻酔が注入されてからの意識は無です。

気がつくと、看護師さんが目の前にいました。

看護師さんと話したのか、担当医と話したのか覚えていませんが検査の結果は問題がなく、いくつかの写真を見せてくれました。

その後、着替えの入った袋を渡され、着替えて外に出ました。

少しぼんやりとしながら施設の外に出ると、連絡をしておいてくれたようで、医療ドライバーサービスの車が待機していました。

 

家について、まだなんとなく朦朧としていたのですが、何か食べないと。と思い、冷蔵庫にあったものを食べた気がします。それで水をゴクゴク飲んで、ベッドで2時間くらい眠りました。

気分が悪いとかいうことは全くありませんでしたが、頭が100%動いていない感じでした。

 

検査前にもらった紙には、検査後24時間の運転はしないようにということと、アルコールや睡眠薬は摂取しないようにということが書いてありました。

また、24時間以内に何か重要な決断はしないようにとも書かれていました。

案外と、麻酔が残っているのかもしれません。

 

日本であれば、歩いて行けるところで買い物ができるでしょうから特に問題はないと思うのですが、アメリカでは

車がないと買い物に行けないので、検査前にある程度の買い物は済ませておいた方がいいでしょう。

今回、私は猫の餌を切らしていて、車で30分ほどのところに住む娘に猫の餌を買って持ってきてもらいました。

また、その日はなんとなく夕飯を作るのが億劫だったのでスーパーでロティサリーチキンとパンを買ってきてもらいました。

 

今回の検査をきっかけに、胃腸の健康には気をつけて暮らしていこうと思います。

検査方法もどんどん変化するとは思いますが、この検査の流れの覚書が誰かの参考になったら嬉しいです。