今日のお弁当。

 

野菜の揚げ浸し。ミートボール。人参の塩揉み。玉子焼き。スパム。玄米入りごはんにごま塩、梅干し。

苺。飲み物は冷たい麦茶。

 

こんな小さな容器の中で、いろんな味と食感があるのが弁当のいいところ。

甘くてふわっとした玉子焼き。

甘辛いタレの絡んだミートボール。

表面がカリッとした塩味の効いたスパム。

キュウリはサクッとした浅漬けで爽やか。生人参の甘みとほんわりと香る胡麻油。

揚げ浸しの茄子からはジュワッと旨味が沁み出て、かぼちゃの甘みはダシによって上品な味わいに落ち着いてます。

たまにプチっとした玄米の混じるごはんは軽くて、ごま塩と梅干しと口に入れるとちょうどいい感じ。

最後にちょっと酸っぱくて甘い苺を口に入れて食事を終えます。

 

お弁当箱の上でお箸を、次は何をつまむかと選ぶ瞬間すら楽しいのです。

他の人から見ると(特に日本人以外の人たち)何やら複雑な手間のかかるものに見えるらしいのですが

朝、ご飯を炊いて、玉子焼きとスパムを焼いた以外は冷蔵庫の残り物をつめただけのお弁当。

 

でも、栄養のバランスもよく、彩りもあり、冷めても美味しく、何よりも外食よりもずーっと安く上がるお弁当って本当に素晴らしいと思います。

4月に働き始めてから、昼が近づくと、お弁当が待ちきれなくて早弁したい学生みたいな気分になります。

だから、お弁当包みを開くときには本当にお腹がぺこぺこでワクワクしているのです。

一緒にご飯を食べる仲間がいるのも楽しくて、私はこの時間を1日のハイライトと呼んでいます。

他の人のランチを覗き込んで、わあ!美味しそう!それ何?どうやって作ったの?と聞くことも多々あります。

 

毎日、仲間や家族と食を共にする喜び。

そして元気に働けて、美味しいお弁当を食べられる日々に感謝するこの頃です。