先週イギリスから帰ってきたので、その疲れや時差ボケのせいなのか、はたまた更年期障害なのか、なんだか弱っていた。前に進もう!という力が湧いてこなくて、ヘナヘナしてメソメソしていた。

 

10日ぶりにサンディエゴに戻ると、まず、犬のペッパーが具合を悪くしていて抗生物質と目薬を定期的に与えないといけない状態だった。そして前から病気が悪化していた老猫のみーちゃんは鼻水と瘡蓋と血でベタベタで、それを目にすると、ああと気持ちが沈んだ。

 

さらに、娘がトラックのエンジンがかからないよといって、じゃあねと帰ってしまった。

息子に手伝ってもらい、バッテリーを繋げてジャンプスタートさせようとしたけれど、うまくいかない。

 

翌日、仕事から帰ってきて、トラックのことで保険会社に電話をするも、保険の番号が確認できないとかで、結局自腹でサービスを頼んで後から返金してもらう方法を取ることにした。

疲れている時って、そんな電話でのやりとりを英語ですることが、さらに疲れるのだ。

それで、業者さんがきてくれたのだけれど、やっぱりバッテリーをジャンプしてエンジンをかけることができない。

その人が一度会社に戻って、今度は他の人が新しいバッテリーを持ってきて交換して試してみてもダメだった。

二人ともいろんな方法を試してみてくれて、すごく頑張ってくれて、なんだか悔しくて残念そうにしていたので私はとても感謝したけれど、また落ち込んだ。

 

そしてイギリスにいる夫に電話していたら、なんだかとても悲しくなって、もうこれ以上考えるのも嫌になってしまった。こんなふうに心が弱くなったのは、疲れからかホルモンバランスの乱れからかもしれない。泣きたくなって、もう寝てしまうことにした。

 

翌日、少し元気になっていたものの、犬がピーナツバターサンドに混ぜ込んだ薬を上手に避けて食べていないことがわかって、また暗ーく落ち込んだ。なんで、私はこんな弱くなっているのだろうと思った。

でもそんな、小さなことで、すごく弱い気持ちになることって誰にでもあることなのかもしれない。

 

今日は、病院の検診に朝から出かけ、その後で何件か電話をして、動かないトラックをトーイングしに来てもらい、近所の修理工に持って行ってもらう手筈を整えた。他にも小さな後回しにしていたことを午後にサクサクと片付けた。全然、なんでもないことのように思えた。

 

自分が元気だとなんでもないことが、疲れている時にはとても大変だったり、難しく感じられるということをよく覚えておこう。

そして、そんな状態の人たちに思いやりを持とう。と思った。

これからは、ちょっとキツイと感じたら、無理せず休もう。

 

それで今日のお昼ご飯は、手抜きして、近くの日系スーパーでコロッケパンと助六寿司を買ってきて息子と食べた。

ひんやり冷たい味の沁みたお稲荷さん。そして、甘い干瓢の入った太巻き寿司が美味しかった。

助六は心と体の疲れに効くかも、、、、、、。