先日、ポルトガルのパン、パポセコスが食べたくなって作ってみました。

 

 

すると、今度はこのパンで、ビファーナが食べたい!!!という欲望が生まれてしまい、、、、、、早速作りました!ビファーナ✨

 

ビファーナに出会ったのは、先月のポルト旅行でのこと。

ポルトガルのB級グルメと言われる、この薄切りポークのサンドイッチ。

ポークが柔らかくてプルプルで、汁の染みたパンと一緒に齧り付くと、うーん。と唸りたくなるほどの美味しさ。肉の柔らかさ加減は豚の生姜焼きとか、牛丼とかに近いでしょうか。

それを香ばしいシンプルなパンにツユダクで挟んで食べるのを想像してみてください。

それは、美味しい食べ物なのです。

 

 

豚肉の薄切りというのは、イギリスでは売っていませんから、豚の塊を買ってきて薄く切りました。それを、ニンニク、塩、胡椒、ローリエの葉、白ワインと一緒に漬けて一晩置きます。

 

 

それを、鍋でさっと炒め煮にします。

 

 

パンはオーブンで温めておいて、お肉を挟んでいただきます!

 

 

夫は、スプーンで汁をパンにたっぷりかけていました。

 

これは、私が最近作った料理の中で、一番美味しかったです。夢中で食べたあと、夫婦で、もう食べ終わっちゃったね。と、妙に悲しくなりました。

もちろん、もっと食べようと思えばおかわりもあるのですが、お腹が空いていた状態で、素晴らしく美味しいと感激しながら食べる瞬間がもう戻らないという、悲しさ。

 

さらに夫は、アルバイトに行っている息子に、これがあることを言わないで。などと言います。

なんで?!食べさせてあげたいじゃん!という私に、いや、あいつは僕ほど食べ物に対する情熱も感謝もないから勿体ない。としたり顔でいう夫。

 

温めたパンが少し残っていたので、オリーブオイルを垂らして、チョリソをのせて食べたら、これもまた美味しかったです。このパンにはバターよりもオリーブオイルの方が合うとわかりました。

 

スペイン料理やポルトガル料理。大好きなのですが、食材がここだと手に入らなかったり、高くなったりと諦めることが多いのですが、このビファーナと塩パンはどこでも作れそうです。