サンディエゴからロンドンへ | ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

ケンブリッジ生活・サンディエゴ生活

2019年からのイギリス・ケンブリッジ生活を機にブログを始めました。2023年春からは、アメリカのサンディエゴに暮らしています。

イギリスはケンブリッジに帰ってきました。

 

今回はブリティッシュ・エアウェイの直行便で帰ってきたので楽な旅でした。

10時間半のところが、1時間以上早く到着したので飛行機に乗っていたのは9時間程度。

いつものように乗り換えをしていたら15時間以上はかかるので、あっという間についてしまった感じでした。

 

サンディエゴ国際空港は、家から車で15分とすぐ。

さらに、以前働いていたところなので、私にとってはとても親近感が湧くというか身近な場所。

 

搭乗時間まで、空港内をぶらぶらすることに、、、。

 

まずは、本屋さんへ。

もうすぐクリスマスなので、グリンチのキャラクターものがそこここに。

グリンチの生みの親。Dr.Seussはサンディエゴに住んでいたので、グリンチも、キャット・イン・ザ・ハットも、象のホートンも、みーんなサンディエゴで生まれたのです。

 

 

そして、ロン・バーガンディー!

コメディアンのウェル・ファレルがサンディエゴのローカルテレビ局のアンカーマンを演じた

「アンカーマン」という映画のキャラクター。

ウェル・ファレル自身も気に入っているキャラクターのようで、このように本を出したりしているのが可笑しい。

サンディエガンにとっては、愛すべきキャラクターの、ロン・バーガンディー。

決まり台詞は「Stay Classy, San Digo」でした。

 

 

大好きなサンディエゴを後にするのは切ないけれど、イギリスでのクリスマスシーズンを考えるとちょっとワクワクもします。

 

それにしても、飛行機の長旅って疲れると思いませんか?

まず、食事のタイミングが難しいし、機内食は美味しくないので、お腹を減らしたまま我慢するか、妥協して空港や機内で食べて、妙に胃が疲れるというのが困ります。

そして、胃が疲れていルノで、家について、うどんだとか、お粥が食べたいと思うのに、そんなものがないし、作る気力もない時の悲しさ、、、。

 

なので、今回は食事持参で飛行機に乗りました。

 

 

小さめに握った鮭のおにぎりとスパムおにぎり。

それから、草大福。

ゲートの近くで、コーラとスパークリングウォーターも買いました。

 

機内食は、チキンとマッシュポテトのミールを頼んだものの、やっぱり美味しくなくて

ほとんど口をつけることができませんでした。

でも、おにぎりや大福があったので、お腹が空くこともなく、小腹が空いたら、おにぎり1個とか、大福1個と消化しつつ過ごしました。

 

炭酸飲料は、以前、フライトアテンダントをしていた友人が飛行機内の体の不調はジンジャーエールでほぼ解決できると言っていたことがあって、それからは炭酸飲料を持参することにしています。

高度が上がっていく時の、お腹の膨張感や気持ちの悪さを解決してくれます。

 

手持ちの食事や飲み物は、私にとっては、とても便利なものだと思いました。

機内で食事や飲み物を頼んでしまうと、回収にきてもらえるまで、それらを目の前のテーブルに置きっぱなしにしなくてはいけないので、席を立ちにくいし、他のことができなくて邪魔だからです。その点、キャップをして前のポケットに入れておいて飲みたい時に飲める飲み物や、自分が小腹が空いた時のタイミングで食べられるものを持っておくと便利です。

 

今回失敗したのは、飛行機に乗る前にビールを飲んだこと。

トイレが近くなって少し困りました。

 

 

夜のフライトだったので、暮れてゆくサンディエゴの街の灯りを見下ろして、しばらくすると雲の上で見る満天の星空が、とても綺麗でした。

そして、明けゆく空の美しさも息を呑むようでした。

 

 

いつもに比べて、食事の工夫のせいか、短時間の旅のせいか、ロンドンに到着した時の体の疲労度はいつもよりも軽めに感じました。

家に着くと、夫が炊き立てのご飯とお味噌汁、それに焼き鳥を作っておいてくれたのにも感激で、美味しい食事と、久々のイギリスのビールを堪能しました。

空港から自宅へは、電車で帰るかバスで帰るか、少し考えました。

 

電車だと早く帰れるし、駅から家までが近いのも便利なのですが、スーツケースを持って乗り換えをするのが面倒です。

バスだと時間が長くかかるのですが、空港からバスに乗ってしまえば目的地まで乗り換えもなく

スーツケースも預けたままで、座り心地のいいシートで眠りながら帰れます。

今回は、バスで帰り、ケンブリッジのバス停まで夫に車で迎えにきてもらうことにしました。

他の乗客に気を遣いながら大きな荷物を持って地下鉄に乗ったり、乗り換えをしたりすることを考えるといい選択だったと思います。

荷物がバックパック程度ならば、Tube(地下鉄)と電車でもいいかなとは思いました。

 

さて、今回、サンディエゴから持ち帰ったものは、沢山のトルティーヤとバレンティーナというホットソース。イギリスでは手に入らない、香ばしいコーントルティーヤに、モチモチのフラワートルティーヤ。バレンティーナソースは辛いだけじゃなくて、酸味があるのが美味しいのです。

 

帰宅した翌日の今日は、クリスマスツリーを飾ったり、夕ご飯にフィッシュタコスを作ったりしました。

夫と息子は、久しぶりの美味しいトルティーヤとフィッシュタコスを喜んでいました。

 

外は、冷たい雨が1日中降っていて、私は午前中は暖かいベッドの中で窓にうちつける雨粒とその向こうの緑を眺めながらお茶を飲んだり本を読んだりして過ごしました。

 

バスが、ケンブリッジの市街に入ると煉瓦造りの古い建物が街灯に照らされていて、南カリフォルニアから来た私には、空気や文化が違うだけではなくて、なんだか違う時代に 来てしまったような不思議な感覚がありました。

 

これから数日間は、サンディエゴの余韻とケンブリッジの生活に慣れることで気持ちも体も行ったり来たりしながら過ごすことになりそうです。

 

ありがとう!サンディエゴ!そしてありがとう!ケンブリッジ。

さあ、ホリデーシーズンもすぐそこ。

皆様、楽しい冬を過ごされますように。