せっかく来たスイスなので、スイスらしいものを全て満喫したい!
ということで、ゴルナーグラート鉄道で下山してツェルマットの街でスイスらしさを探した。
スイスといえば、時計!
駅には一つのプラットホームに時計が4つ以上!
しかも、二つの時計が隣り合わせにあって、秒針が息を合わせたようにピッタリ同じにぐるりと回るのを見ていると、スイスの時計のクオリティの高さ!どうだ!と見せられている気がした。
(第一、そんなにたくさんの時計、必要ないし、、、)
ロレックスにオメガ、タグ・ホイヤーも、それにSwatchだってスイスの時計。
スイスアーミーナイフは、とっても便利なもの。ヴィクトリノックスという会社名なんだ〜。
安い小さいものもあるし、デザインも色々。これは、私が唯一買おうかなと思ったスイス製品だった。ただ、もう2個所有しているので、必要なし!と夫から却下された。
マムート(Mammut)というアウトドアウェアの店もスイス?!
私は、ここのジャケットを愛用しているので、ウキウキと店にはいり、がっくりと肩を落として
店を出てきた。私のジャケット、そんなに高くなかったけれど、店にある同じようなジャケットは500フランクもした。
あ、スイスといえばチョコじゃない?
リンツとか、ギザギザの山の形をした、マッターホルンがパッケージにデザインされたトブラローネもスイスのチョコ。
とても魅力的なチョコレートが店先に飾られたお店に入ってみた。
甘い、とってもいい匂いがする。
しかも暑い日が続いているので、自分達用に味見程度に食べれればいいよね。ということになり、チョコを選んだ。
ここのチョコレートは、この日の夜のデザートとしていくつかつまみ、残りは翌日に山の上で食べた。とってもおいしかった。
雨が強くなってきたので、レストランで一休み。
ツェルマット・ビールというのを注文してみた。
ビールを飲んでいたら、雨が止んだので、また散策開始。
教会に立ち寄る。
ステンドグラスが美しい。
その後、小さなバーに入った。
夫はコーヒーベースのカクテルを注文。私はまたビールを頼んだ。
落ち着いた、コージーな雰囲気の店で、冬の雪の積もった時に来たら、居心地が良さそうだった。
なんと、夫の飲み物は14フランクもした。ここは、なんでも高いんだなあとため息。
夕飯は、宿泊したホテルのレストランに予約を入れてあった。
100年以上続く老舗だとのことで、予約を入れないと夕飯時に席が空いていないかもしれないと
言われたからだ。
街を歩きながらみたレストランは、どこも結構な値段だったし混んでいたから、この老舗レストランで伝統的なスイス料理を食べてみるのは悪くないと思った。
夫は、ステーキを注文し、私はチーズフォンデュを頼んだ。そして国外ではあまり手に入らないというスイスのワインも飲んでみることにした。
チーズフォンデュは、私は初めて食べたのだけれど、ワインが入っているせいか、胸がムッと熱くなる感じで、そんなに食べられなかった。
とても寒い雪の日に、食べると体が温まっていいのかもしれない。
ワインは、サラリとして飲みやすかった。
夫のステーキは、肉質が繊細で、しっかりとした味がして、とてもおいしかった。
少し感激するくらいおいしかった。
聞いたことがないけれど、スイスは、牛肉が美味しいのかもしれない。
感想としては、スイスの観光はお金がかかる。
でも、きっともっとお金のかからない楽しみ方があるのではないだろうか。
自然は素晴らしいし、ハイキングをするだけならタダだ。
また、来たいけれど、次はまた別の楽しみ方をしたい。