今まではロンドンに行くのに、ケンブリッジ駅まで40分くらい歩いてから電車で行っていたのだけれど、今の家は駅まで歩いて5分なので、電車に乗るまでがあっという間。
これから、空港へ行くのもすごく便利になるなあと、今日は駅の近くに住む利点を実感した。
さて、今日は子供たちがアメリカから訪ねてきているので、家族揃ってロンドンに出かけた。
ケンブリッジからロンドンまでの往復チケットが、平日のオフピークで40ポンド。ロンドン内での交通機関乗り放題一日券が13ポンドだった。
ロンドンリバプールストリート駅からサークルラインでタワーヒルまでは二駅。
ロンドン塔の横を通って、美しい青の堂々たるタワーブリッジを渡って、テムズ川の対岸へ渡り、歩き始めた。
川沿いには、クリスマス向けの屋台が並んでいて、工芸品からスイーツ、ホットワインなどが売られていた。
私たちは、ホットドッグとかホットワインなんかを手に食べ歩きながら、お店をのぞいて歩いた。
そして、私が子供たちと行きたかったBorough Market へ。
ここは、いつ来ても活気があって楽しい。
特にシーフードのエリアは、魚がピンピンしていて、豊かな海の幸に溢れていて
魚屋さんの威勢がよくて、ついつい惹き寄せられる。
そんな魚屋さんの店先では、シーフードのたっぷり入ったパエリア、ムール貝などが売られ、オイスターバーもある。
私は、このパエリアを買うことにした。
9ポンド。エビやムール貝をたっぷりのせてくれて、汁を吸ったご飯はお皿にずっしりと重い。
味は、、、普通。
でも、雰囲気が良かったし、量もたっぷりしていたので満足。
前回来た時は、時計の部分が修復中で隠れていたビッグベン。随分修復が進んだようで、イギリスに引っ越して来てから初めて時計部分を見た。
金とブルーの組み合わせが壮麗で、流石ビッグベン!!!豪華で見惚れる。
歩き疲れたら、バスに乗ったりして観光しながら、買い物にリージェントストリートへ。
行きたかったのは、まず ユニクロ。
ヒートテックの肌着とラムウールのセーターが欲しかったのだ。
そして、無印良品。
無印では、毎年使っているスケジュール帖の2022年のものを購入。
無印で買った、手袋、スカーフ、傘、セーターなど、シンプルなのだけれど、とても使い心地が良いものが多くて、重宝している。
そして、その後は近くのLiberty Londonへ。
もう、ここは、木の手すりをナゼナゼしながら、うっとりとお店の中を一日中彷徨っていたいくらい好き。特に、家具とインテリアファブリックのエリアはもう、、、ただうっとり。
ベルベットの、深い森の中のような絵柄の布地を触りながら、イギリスの自宅の部屋のためのカーテン生地やランプシェードを選ぶのは、夢のような買い物だろうなと想像する。
ここの商品は、イギリスの空気の中でこそ映えるデザインであって、アメリカの自宅に持ち帰ってもピッタリしないだろうから、私は想像だけ。
ただ、クリスマスショッピングで、かなりの人混みだったので、あまり長居せずに出てきた。
そのうち、お腹が空いたねということになり、ラーメンを食べに行くことにした。
行った先は一風堂。
夫と息子は、ラーメン大好きなので、ロンドンに行くとラーメンを食べる気まんまん。
娘は、アメリカから来ているので、もっとイギリスらしいミートパイとかが食べたかったみたい。
日も暮れて、たっぷりロンドン歩きを楽しんだので、キングスクロス駅から電車に乗って帰ることにした。
電車のボックス席に腰を下ろし、ホームを見たら、時計が素敵だった。
ケンブリッジまでの1時間。外はただ真っ暗で、遠くの家の明かりが星のように暗闇の中、時々キラキラと光っていた。