ウスターシャーにあるグレートモルバーンという場所で大きなアンティークフェアがあったので、早起きして行ってきた。

ケンブリッジからは南西に2時間半くらいのところ。

 

六月も終わりだというのに、肌寒くて、上着やセーターを着ている人が多い。気温は16度くらい。

会場はとても広くて、全部見て回るのに3時間以上かかった。

 

ここの会場からは、大きな緑豊かな丘が見えて、その丘の中腹には、まるでお城のような素敵な建物がいくつも立っているのが見える。それが、とっても素敵だったので、アンティークフェアの後、その丘の上の街までドライブして行ってみることにした。

 

そこには、こじんまりとしたものの、中世の街があって、丘の上から見下ろす景色も素晴らしかった。

車を停めて、街を散策、、、。

雰囲気はずっと小規模なものの、バースに似ているような気がした。

 

 

ここのパブに入ろうとしたら、食事は出していないということで、向かいのホテルを勧められたので、そちらに行ったのだけれど、両方ともC.J. Lewis とJ.R.R. Tolekienが訪れた場所だそうだ。

ナルニア国物語を書いたルイスと指輪物語を書いたトールキンは友達同士で、よくこの地を訪れたらしい。

 

 

ガス灯がいまだに使われていて、古い時代の残り香があるような場所だ。

街の中心にある教会。

 

とても古くからあるようなホテル。

 

街の中の散策も気持ち良かったけれど、丘の上の方にはハイキングコースもあり、また昔スパとして栄えた街らしいので、良質な水も自慢だという。

 

 

どの景色を切り取っても、とても絵になる街で、また機会があったら訪れたいと思った。

 

さて、アンティークフェアで買ったものの一部。

 

私は、ビクトリアンのガラスマドラーというのを初めて見て、とても好きになって買った。

上のところが、おはじきのような、ボタンのような感じでガラスに気泡があって手作り感があるのが、とてもいい。

 

夫は、船で使われていた時計と、缶に入ったキャンプ用ストーブなどを購入。

 

 

 

娘はドックマーティンの革の鞄を見つけた。

 

今回もまた、フェアに来ている人たちのファッションがとても面白くて、特に中高年の服装がかっこよくて、人を見るのに忙しかった。

ワンピースの上から体にぴったりしたセーターを着ていたり、細身の長いスカートに編み上げ靴を組み合わせていたり、グレイヘアに白いバラの髪飾りをつけて、一つにまとめていたりと、へえ〜。そんなの、考えつかない!というような驚きの連続。

 

まだまだ、知らないいろんな世界があるなあと今日も感心しつつ、過ごした一日だった。