この、はちみつ色のピクニックバスケット。

多分アメリカのものだと思う。

レッドマンのビンテージものだと思うのだけれど、シールが付いていないので確証はない。

先日、アンティークショップで出会った。

 

 

10年ほど前に初めてアメリカのヤードセールで出会ってから、何度買い求めたことだろう。

アンティークを売っていたときには、人気のある商品だったので、右から左へと、いろんな人々のところへ渡っていった。

日本人のバイヤーさんも、よく買って行ったので、今頃日本のキャンプサイトなどで活躍しているかもしれない。

 

私自身も、このタイプのバスケットは収納に便利で、しかもハンドルが動くので重ねる事もできるので、よく使っていた。キャンプに行くときには、このバスケットを3つも4つもトランクに重ねて、食料や食器などを入れるのに使っていた。

 

イギリスでは藤の横向きのスーツケースのような形のパスケットが出回っていて、それも重ねて使えて便利なので、衣料やリネンなど、大きめのものの収納に使っている。

 

この形のはキルトをする人が布地なんかを入れたりするのに買ってくれたりもしたなあ。

 

 

いろんな色のハギレや、縫いかけのふんわりしたキルトをしまっているだろうか、、、。

 

子供のおもちゃ箱にもいいかもしれない。

ぬいぐるみや、絵本を入れて、、、。

 

多分、1950年代、60年代に作られたこのバスケットは、一時期はよく買うことが出来たけれど、もう、パッタリと出会わなくなり、見かけても、状態があまり良くないとか、高いとかで手が出ない。

 

このバスケットは、イギリスの夏のピクニックに使われただろうか。

ある家族の、カップルの、楽しい思い出が詰まったバスケットなのかもしれないなあ。

 

私は、もちろん、ピクニックやキャンプに使いたいけれど、普段はリネンをしまっておく入れ物にしようと思う。