久しぶりの雨の日。
朝、帰国に備えて、コロナのテストを受けに行ってきた。
金額は65ドル。ドライブスルーで、鼻の奥を綿棒で擦って、ほんの数分で終わり。
その後、友人たちとブランチの予定だったのだけれど、あいにくの天気でキャンセルとなった。
イギリスでは、天気で何かがキャンセルになるってないなあと思い出して、ちょっとおかしくなった。イギリスで、いい天気を待っていたら、何にも出来ないのだ。
サンディエゴでの食事も数回だから、食欲を無駄にしたくない。
冷蔵庫にマグロとアボカドがあるからポケにして食べようと決めた。
もう、冷蔵庫はがらんとしている。トマト1個。じゃがいも1個。卵。豆腐半丁。きゅうり1本半。ハム、ベーコンが残っている。あ、人参もある。
後は、昨日作った茄子とインゲンの揚げ浸し。
なんとか、消化できそうだ。
午後は、銀行に行ったり買い物をしたり。
帰ってきて、雨音を聞きながら昼寝をし、外に出ると晴れた空は雨で表れて、遠くの山並みがはっきりと見えた。
ついでに雨を利用して車も拭きあげて、ピカピカにした。
夕方には、犬を連れて近所を散歩に出かけた。
最近、よく見かけるこの紫がかったピンク色の花をつけた木。
オーキッドツリーというのだそうだ。
確かに花が蘭の花みたい。
すごく立派な青いパパイヤの実がなっている。
数日前に食べたソムタム(青いパパイヤのサラダ)をこれで作るといいかもしれない。
こうやって、木々を見ていると南国みたい。
でも、サンディエゴというと、暑い南国と思う人が多いのだけれど、年間を通して12度から22度くらいの気温で、空気も乾燥しているので、暑くて湿度の高い南国とはちょっと違うんだよなあと思う。
夕焼けが始まって、雨で洗われた空がとてもきれい。
椰子の葉が夕日を受けて、キラキラ、キラキラと光っている。
燃えるような夕日。
東の空も、雲や空の色がいい感じ。
サンディエゴにいると、毎日、そして1日に何度も私はサンディエゴに恋をする。
今日も、いい日だった。